Dr.マミの歯のブログ

脳歯科外来から〜スポーツ用マウスピースの初回調整

2024年3月21日 (木)

こんにちは。
 
 

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
 
 
 
 
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
 
 
 
 

今回は以前にお話したスポーツ用マウスピースを実際に外来で製作、装着した時のお話です。
 
 
そのブログ中https://www.mamidentaloffice.jp/blog/brain/1492/にも書きましたが、選手によってはパフォーマンスの向上を期待してマウスピースの製作と調整を希望される方もおいでになります。
 
 
 
 
これはスポーツ用マウスピース本来の目的ではありませんが、口の中の刺激や顎の位置によって身体的パフォーマンスが上がることがあることも報告されています。
今回も脳歯科の観点かパフォーマンスの向上を目指した調整を行いました。
 
 
 
 
・お口の中でマウスピースを入れることにより、その厚みの分だけ噛み合わせの高さは変化します。せっかく作ってもその変化が身体のパフォーマンスを下げてしまわないか?をシリコンの板を用いて検査します。
この厚みは、0,5mm程変化すると全く違う影響があります。
厚みを変えながら1番良い厚さを探ることもあります。
 
 
・前回も書きましたが、実は色もパフォーマンスに影響を及ぼします。
競技規定で色が指定しない場合は、最適なカラーを選択します。
 
 
色彩が身体や心の健康に与える影響を利用するためです。
 
 

色は様々な光の反射が目によって捉えられ、それぞれの色と認知されるのはご存知の通りです。
 
 
色からは光の波動が出ているので、そこで何かしらの変化を身体に与えると考え、色の選択も重要なポイントと思います。
 
 
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・装着時は身体のバランスの診査、関節の柔軟性の変化など通常の脳歯科の検査、握力の変化、筋力の変化、加えて例えば片足を上げる、片足を踏み出すなど競技特有の重要な動きをした時の安定性なども診ます。
 
 
Oリングテストでそれぞれの動きを妨げている箇所を特定して、切削などの調整を行います。
 
 
これで実際に使っていただいて、また微調整を行います。
 
 
 
 
本当はフィールドや体育館に行き、その場で動いてもらって調整できると1番良いと思います。
 
 
 
 
この度の競技はキックボクシングでしたので、初回は片足を引き上げる時の体軸の安定性を中心に調整しました。
 
 
マウスピースの側面の膨らみの僅かな調整でもご本人が驚くほど、身体の安定性は変化しました。
 
 
途中、逆にぐらつくこともありましたが、更に調整を進めてあらゆる角度で安定を得るようにしました。
 
 
大体ここまでで、1時間でしたので1回目の調整は終了としました。
 
 
他にも相手の攻撃を避けるフットワーク、しゃがむなどの動きについて、腕の力などは実際に使っていただいて、また重ねて調整をしていきますが、良い結果となるよう私も一緒にFightしていきます。
 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
 

 
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。

 

このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。

 

 

眞美デンタルオフィス

 
 

https://www.mamidentaloffice.jp/braindentistry/

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麻疹(はしか)の時に出るお口の症状

2024年3月14日 (木)

こんにちは。
 
 

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

今日は麻疹(はしか)のお話です。

麻疹(はしか)が流行の兆しというニュースを度々目にするようになりました。
 
 
 
 

麻疹(はしか)は、ウイルスによって引き起こされる伝染性強い感染症です。通常、発熱、発疹、せき、鼻水などの症状が見られます。
 
 
 
 

私は4歳ぐらいの時にかかったのですが、発疹が身体中にてきたのと、とにかく口の中が痛かったという記憶と、発熱もあって1週間ほどは普通の生活に戻れなくて退屈だった覚えがあります。
 
 
 
 

ワクチン接種で感染を防ぐことができますが、先日ワクチン接種での免疫力は30年ほどで低下してしまうようです。
 
 

実際にかかっている場合は生涯免疫が獲得されるとのことでした。
 
 

ということは、実際にかかった私は大丈夫なのかなと思っています。
 
 
 
 

麻疹(はしか)の発症前後に、9割の人のお口の中にコプリック班という粘膜の発疹が出ることが知られていて、麻疹(はしか)の診断の指標の1つになっています。
 
 

私達が学生時代には、歯科医師として覚えておくべき大事な症状の1つでした。
おそらく今もそうだと思います。
 
 

コプリック
 
 

出典:Centers for Disease Control and Prevention
 
 
 
 

コプリック班は発症2日前ぐらいに現れて、発熱などの症状が出てくると数日で消えてしまいます。

 
 
そしてコプリック班は以前は、麻疹(はしか)特有の症状とされていましたが、風疹などの他のウィルス感染でも見られる場合があることが近年報告されています。

感染発症して数日でコプリック班がきえても上顎に粘膜の炎症などが出現することもあるので、食事に痛みを伴うこともあります。
 
 

私も自分がかかった時に母が奮発してメロンを買ってきてくれたのですが、喜んで食べたら激痛であまり食べられなかったのを覚えています。
今でも覚えているくらいなので、よっぽど残念だったのでしょう笑
 
 
 
 

初回に感染した場合は、不顕性感染(感染しているにもかかわらず、典型的な症状が現れない状態。)はなく、100%発症するということです。
 
 

麻疹(はしか)は予防接種によってほとんど予防できる病気ですが、重症化する場合もありますので、無理は禁物です。
 
 

今は多くの方が幼い頃に3種混合ワクチンの接種もされているので、大丈夫な方も多いとおもいますが、私自身は
とにかく辛かった記憶があるので、大流行にならないことを祈ります。

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脳歯科の診査〜四方八方

2024年3月7日 (木)

こんにちは。
 
 

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
 
 
 
 
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
 
 
 
 
今日は脳歯科の治療の時にほぼ必ず行う「四方八方」と呼ばれる検査についてお話をします。
 
 
すでに脳歯科の治療を受けたことのある方は、「あー、あれね」と思われると思います。
 
 
患者様に足を肩幅ぐらいに開いてまっすぐ立っていただき、術者(私)が腰のあたりを右、左、正面、後から軽く押すという検査です。
 
 
4方向が基本ですが場合によっては斜め方向からも力を加えることもあるので、合計8方向で行うこともあります。
 
 
更に加えて口を開けていただいたり、食いしばっていただいたり、頭を上に向けて天井を見る、下に向けて床を見るという状態で行うこともあります。
 
 
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これを行うと、多くの方は特定の方向では全く態勢を維持することができずに、簡単によろけてしまいます。
 
 
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これは何を意味しているのでしょうか?
 
 
押された反対側の筋力が不足しているということも考えられますが、私達が見ているのは押される力に瞬時に対抗して重心を移動させるという脳の反射が適切に働いていないのでは?ということです。
 
 
 
 
本来、ある方向から力が加わっても人間はそこで瞬時に重心の移動をしてよろけないように耐えることができます。
 
 
ところが脳の反射が何らかの原因で発動しにくくなっているために、よろけてしまうと考えます。

脳幹の中脳では体の動的バランスを調節し、足元がつまづいた時に
も反射的に立ち直ろうと体が敏捷に反応してくれます。
この働きがうまく行っているか否かをこの四方八方テストで見ています。

 
 
更にそれが口の中に反射を阻害する要因があるのかを特定するため、頬や唇などに軽く圧を加えて押してみます。
 
 
するとますます力が入らず、更に簡単によろけてしまうことがあります。
 
 
これはOリングテストと同じ原理で、人間は身体にとって不快な刺激が、加わると筋力が低下してしまうことを利用した診査です。
 
 
 
 
また、脳歯科には「場の調整」という概念があります。
物理的な身体そのもの
だけではなく、その人の周囲にある目には見えないものの乱れも不調につながっているという考え方です。
 
 
東洋医学で言うところの「気」やチャクラ、西洋的に言うとオーラなどもこれに含まれます。
 
 
こちらも整えるために、色や調整した海洋深層水などを使うことで、このふらつきがなくなり安定することもあります。
 
 
目に見えるものだけで私達は動いているのではないと実感する瞬間です。
 
 
やる気、元気、陽気、気合い、邪気など普段でも使う言葉の中にも沢山含まれています。
 
 
そしてこれらがあることで良く動けたり、反対に欠乏したら気持ちが沈んで活発さが失われたりと身体の動きまで左右しているのは何となく感じていらっしゃるのではないでしょうか?
 
 
 
 
横道に逸れてしましたが、検査については
続けて肩の柔軟性(可動域の検査)、整体ベッド上で足の挙上や股関節の屈曲などを調べて行きます。
 
 
これによって更に口の中の不快な部分をOリングテストで特定し、歯や粘膜の調整を行います。
 
 
 
 
再び立っていただいて、あらゆる方向から力を加えてもふらつかず、揺るぎ無く立っていられる状態になっていただければ、全身の調整は終了です。
 
 
「ちゃんと立てている感じがする。」
「足の裏全体で床に接している気がする」
という感想をおっしゃる方が多いです。
 
 
 
 
このように全身を整えることで、最終的なピンポイントの原因に集中することができますので、ここからは不調部位に合わせた細かい調整をお口の中や頬粘膜などに行っていきます。
 
 
 
 
ドアの建付けが悪い時に、ドア枠やドアの縁を削って直したとしても、家自体が歪んでいたら、またドアは閉まりにくくなります。
 
 
これと同じで全体から細部へと治療を進めることで根本的な解決を図ることが脳歯科治療の基本です。
 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
 

 
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。

 

このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。

 

 

眞美デンタルオフィス

 
 

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脳歯科外来から〜スポーツ用マウスピースを作る

2024年2月29日 (木)

こんにちは。
 
 

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
 
 
 
 
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
 
 
 
 

今日はスポーツマウスピースのお話です。
 
 

スポーツマウスピースは、スポーツ時に口を保護するための装具で、怪我や衝撃から歯や口内を守る役割があります。
 
 

またそれだけではなく、脳震盪のリスクを軽減するのに役立つことがあります。
 
 

適切にフィットさせることで、衝撃を吸収し、脳に与えるダメージを減らすことができます。(脳震盪を完全に防ぐわけではありませんので、安全対策としては重要ですが、その他の予防策も必要です。)
 
 
 
 

スポーツ用マウスピースの着用が義務づけられているスポーツには、アメリカンフットボール、ラグビー、ボクシング、アイスホッケーなどがあります。
ボクシング選手も1ラウンド終わるごとに口から出している風景を見ます。
義務ではありませんが、野球選手も着用していますね。
 
 

これらのスポーツでは、激しい接触や衝突が頻繁に発生するため、口や歯の保護が特に重要視されています。
 
 

競技の種類や所属リーグなどでマウスピースの色まで指定されている場合もあります。
 
 
 
 

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こんなにカラフルなマウスピースもあります。

 
 
 
 

特に前歯は奥歯と異なり、頬のガードがなく、競技中口をしっかり閉じることがすくないために損傷が起きやすく、私も以前に非常勤で勤めていた企業の診療所で実業団のラグビー選手の前歯の損傷をいくつも経験しました。
 
 
 
 

当時はマウスピースの着用が一般的ではなかったので治してもまた同じ歯が折れるなど、苦慮した記憶があります。
 
 

差し歯をしっかり着けると、歯根の破折を招いてしまいましたので、結局現役引退まではあえてすぐに取れやすい仮歯にして、根の損傷を防いでいました。
 
 

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最初に書いたように、
スポーツ用マウスピースは本来はマウスガードと呼ばれ、外力からの保護を目的としています。
 
 

何度も前歯が飛んでしまった選手の事を思い出す度にコンタクトスポーツをされる方は、ぜひ装着してプレイしていただきたいと強く思います。
 
 
 
 

また選手によってはパフォーマンスの向上を期待してマウスピースの制作を希望される方もいらっしゃいます。
本来の目的ではありませんが、このブログで度々書いていたように、口の中の刺激や顎の位置によって身体的パフォーマンスが上がったり下がったりすることがあるのも事実です。
 
 
またマウスピースは口の中では異物であるので、口の中で望ましくない刺激となることもあります。これは避けたいことです。

当院にもそのような最適な状態となるマウスピースを作りたいと希望を持って脳歯科外来でマウスピース製作を希望される方もいらっしゃいます。
 
 

マウスピースには厚みがあり、厚すぎるマウスピースを使うと噛み合わせの高さが合わず帰って力を奪ってしまうこともあります。
そこで保護の機能は失わない程度の厚みで、最適な厚みを探していきます。
 
 

まず、歯科の型取り用のシリコンを色々な厚みにして噛んでいただき、そこで握力や安定性が変わるのかを調べて行きます。
 
 

当院には握力計もあるのでボールやラケット、スティックなどを握る力の変化、片足で身体を支える時のの安定性、両足で踏みしめた時の安定性等々、脳歯科診療で使うと検査とOリングテストで作製条件を決めていきます。
 
 
 
 

スポーツによって、また競技カテゴリーによっては色の規定がないような時は、マウスピースの色も最適なものを選ぶこともあります。
 
 

色の療法でカラーセラピーというものがあります。
これは色彩が身体や心の健康に与える影響を利用した療法の一種です。異なる色が異なる効果を持つと考えられています。
 
 

カラーセラピーは、色を用いてストレスや不安の軽減、心身のバランスの回復を目指すものです。
 
 

企業などでもオフィスに取り入れて、生産性を高めたり逆に休憩時によりリラックス効果を期待して壁紙などを選ぶことがあるそうです。
 
 

色そのものは光の反射によって決まってきます。
光のない暗闇の中では色はわかりませんよね。
 
 

色からは光の波動が出ているので、そこで何かしらの変化を身体に与えるのです。
 
 

随分前になりますが、スポーツマウスピースを作った時に、相手を威嚇したいから黒にしたいとおっしゃってお作りした患者様もいらっしゃいました。
 
 

現在は脳歯科外来にいらしている方のキックボクシングのためのマウスピースを制作中です。
装着時には身体パフォーマンスの低下などが引き起こされないように脳歯科の検査を十分に行い微調整をしてからお使いいただくようにする予定です。
 
 
 
 

コンタクトスポーツをする方にはぜひしっかり型取りをして、適合の良いご自身に合ったマウスピースを使って怪我の予防と身体の動きを邪魔しない状態でプレイしていただきたいと思います。

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カテゴリー: 全身をととのえる歯科治療〜脳歯科ブログ,脳歯科でできること

意識と無意識〜ハンガー反射

2024年2月22日 (木)

こんにちは。
 
 

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
 
 
 
 
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
 
 
 
 

少し前から、イップスという症状に興味を持ち、いろいろ調べていくうちにジストニアについてもいくつかの資料を読んでいました。
すると斜頸の治療の資料こらハンガー反射という資料に当たりました。
 
 
 
聞いたことがあるかもしれません。
ハンガー反射は、針金のハンガーを頭にかぶり、前側頭部を圧迫すると頭が自然と圧迫側に回ってしまう現象です。
 
 
 
ハンガー装着
 
 
 

YouTubeでは実際にこの反射が起こっている様子を見ることができます。
https://youtu.be/RtmAf0rpmcY?si=9mAdGg7oWZkvFbTs
 
 
 
1995年にTVのバラエティ番組で不思議面白現象として紹介され、これを見た電気通信大学の梶本教授は研究を進め、この反射を応用して頸部ジストニアの治療用に
電気通信大学が中心となり、
• 吉田義肢装具研究所
• 富山大学附属病院
• 順天堂大学医学部付属順天堂病院
• 順天堂大学医学部付属浦安病院
• 山口大学医学部附属病院
• 東京女子医科大学附属病院
と共に開発、治験を行い治療用器具を完成させました。
 
 
 
装具
 
 
 
ハンガーの針金や装具で額の一部を圧迫するだけなのに、なぜこのように御本人の意思に反して勝手に首が回ってしまうのでしょう?
 
 
外部からは全く体を動かすような力は働いていません。
そしてハンガーを外すとまた首は元通りまっすぐになります。
 
 
 
ハンガー反射現象の痙性斜頸患者への医療応用
Application of Hanger Reflex to Cervical Dystonia
JSTさきがけ 「情報環境と人」研究領域,電気通信大学 梶本裕之

という資料の中で
ハンガー反射のメカニズム(仮説の一つ)
1. 皮膚圧迫を外力として誤認
2. 首姿勢を安定化する働きが無意識に生じる(反射的運動)
3. 自分の運動を認識,外力が与えられていると理解(誤解)
一つの錯覚現象の中で,無意識的錯誤と,
意識的錯誤が組み合わさっているのでは?とて述べていらっしゃいます。
 
 
 
この皮膚圧迫を外力として誤認して、無意識にそれに対抗するような反射的運動が起こって結局実際に体が動いてしまう。
 
 
 
この事は、脳歯科治療で頬の内側と歯の側面の接触や、舌の側面と歯の内側の側面の接触をOリングテストで限定して取り除き、身体の状態を改善することと通じるものがあるように思います。
 
 
 
身体は意識と無意識両方で動いています。
 
 
ハンガー反射のような現象は無意識下の現象が大きく関わっているので、このような事が起こると皆が全く思いもしないし、考えたこともない面白現象、不思議現象として、バラエティ番組で取り上げられたのでしょう。
 
 
 
脳歯科の治療でも、瞬時に思いも寄らない変化が起こることがありますが、それは不思議ではなく、意識では今まで起こり得ないと思っていた無意識な身体の動きのメカニズムが変わったことです。
 
 
 
今回のハンガー反射についても結果的に治療用器具が開発され、困っていた症状が改善されたり治癒に向かったことはとても画期的なことです。
 
 
 
人の身体の中の無意識領域には、頭で考えている難題解決について多くの可能性が隠れているだろうと思います。
 
 
 
写真は全て
ハンガー反射現象の痙性斜頸患者への医療応用
Application of Hanger Reflex to Cervical Dystonia
JSTさきがけ 「情報環境と人」研究領域,電気通信大学 梶本裕之
より引用しました。
 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
 

 
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。

 

このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。

 

 

眞美デンタルオフィス

 
 

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