Dr.マミの歯のブログ

脳歯科的考〜声も波動です!話すこと、歌うこと

2024年11月21日 (木)

こんにちは。
 
 

横浜市港北区の歯科医院 
眞美デンタルオフィスです。

 
 

こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
 
 
 
 
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
 
 
 
今日はお口の中と発声のお話です。
 
 
 
この間の日曜日、東京脳歯科セミナーの第4期の4回目講義と実習が行われました。
私も講師として朝から参加していました。
 
 
今回は新しい場の捉え方、全身の状態の捉え方の指標などについて、藤井佳朗先生から、新しい知見を取り入れて講義をしていただきました。
 
 
その中で全身を整えることによって、発声がいかに変化するかということをお一人の受講生の歌声で全員が耳で体験しました。
 
 
 
身体を取り巻く場、チャクラ、気、口腔内と順番にOリングテストを使って調整すると、歌声がどんどんクリアになり、声量や音域も増して響きを身体で受け止めている感覚になりました。
 
 
 
音は元々波動ですので、広く伝わります。
素晴らしい音楽を聴くことで心が癒されるのも、身体の芯から魂が揺さぶられているのでしょう。
 
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普段、私たちは何も気にせず、身近な人と会話をしています。しかし口内炎ができたり、歯科治療で口の中の状態が変わると強烈に話しにくいと感じることがあります。
 
 
今回歌っていただいた受講生は口の中がいつもと何ら変わりない状態から調整をスタートしたのにどんどん歌は素晴らしくなっていきました。
 
 
 
実は自覚するような大きな変化は無くても、発声や下の動きが邪魔されていることが結構あるのだということです。
 
 
 
これは舌だけでなく、例えば少し前に出ている前歯などは唇の粘膜も刺激しています。
口をすぼめれば頬の粘膜が刺激されます。
そしてそれを避けるような動きをしていると、本来のパフォーマンスができなくなってしまいます。
 
 
 
また舌や唇の動きだけでなく、呼吸もチェックしてより深く呼吸ができ、空気の循環量が増えたのも歌声に変化をもたらした要因の一つです。
 
 
 
お口の中で良くない刺激を舌に与えている場所をOリングテストで探して調査することにより、舌の位置が変化して、理想的なポジションに変わります。すると、喉が舌で塞がれなくなり空気の通り道が広がります。
 
 
 
このように、歌ったり話したりということはお口の中の調整によって、どんどん変わる可能性があります。
本来の動きができると、素晴らしい波動を伝えるツールとして働いてくれるだろうと思います。
 
 
 
歌手や俳優、アナウンサーの方はとてもこの辺りは敏感に感じ取っていらっしゃいます。
 
 
当院のそのような職業の患者様は、歯科治療後はマイクを通した発音をテレビ局の音声さんにチェックしてもらって、最終的にOKになりました。
結構こちらも緊張します。
 
 
 
脳歯科の診療においても、話しにくいという御相談を受けることは度々あります。
 
 
 
ご本人は前歯の歯並びのせいと思っていらっしゃることも多いのですが、実は舌のポジションや動きには前歯だけでなく、頬や唇の筋肉、顎の位置なども総合して関わっていることをご説明して、肩の位置、立つ姿勢、座った時の姿勢や腹筋など、脳歯科治療のメソッドに沿って全て調整をしていきます。
 
 
全身を調整することによって、良い響き(波動)をもった声が作られるからです。
 
 
 

毎日の診療を通して、お口の中の状態が声や発音に大きな影響を与えることを知っている身としては、ラジオを聴いていると喋っている方の発音が気になります。
サシスセソの明瞭さだったり、空気が漏れているような音だと気になりすぎて内容が頭に入りにくいこともあり、それは普段の自分的にはかなり残念です笑。
 
 
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いずれにせよ、口の中の粘膜の刺激となっている歯の部分、舌の動きの妨げになるような不整な歯の位置など、気になるようであればチェックを受けていただくと、何かしらの改善がみられる可能性は高いと思われます。
 
 
 

 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。

 
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。

 

このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。

 

眞美デンタルオフィス
https://www.mamidentaloffice.jp/braindentistry/

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カテゴリー: 脳歯科でできること

脳歯科の診療室から〜パワースポットだから?

2024年11月14日 (木)

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横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

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今日はパワースポットって?というようなお話も含めてお話をしたいと思います。

数ヶ月前より一ヶ月に一度ぐらい脳歯科の治療を受けていただいている方がいらっしゃいます。
 
 
 
最初の治療の時にはお痛みから、足も組むことができず、大好きな山歩きにもう数年行けていなくて残念とお話されていました。
 
 
 
それから治療を進め、色々と身体の状態も改善したことで、自信がわいてこられたのでしょう、先日来院されたら2年ぶりにお山に行けました!とのご報告をいただきました。
 
 
 
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しかも超低山ではなく、高尾山の倍ぐらい高い千メートル超えの山の頂上まで行って降りて来られたということで、私もとても嬉しかったです。
 
 
 
そのお山、私も昔から何度も登っていますが、ここしばらくはご無沙汰で、今は登れるかなぁと思ってしまいます。
特に下りがキツイ!
 
 
患者様はとても喜んでおられてしばらく話が弾みました。
「もう本当にまた行けるなんて!」と言っておられて
私もとても嬉しかったです。
 
 
 
そしてふと
「本当に信じられない!あ、もしかしてパワースポットだからというのもあるのかしら?」
と、おっしゃいました。
 
 
私は思わず「それもあるかもしれません!」と大真面目で答えました。
 
 
 
患者様が登られた山には有名な神社が鎮座していて、山自体が御神体となっているから、という意味で患者様はパワースポットと仰ったのだと思います。
 
 
 
私も神社参拝が好きで、休日に出かけます。いわゆるパワースポットと呼ばれる場所であったりすることも少なくありません。
 
 
時にはアクセスが不便で、交通機関がないためにたくさん歩いたり、結構な山道を登ったり下ったりするのですが、
実感として翌日も疲れを感じることはほぼありません。
 
 
むしろ、繁華街のショッピングの方が疲れたな〜と思うことが多々あります。
 
 
 
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私も何でだろう?と不思議に思っていたのですが、あ、そうかも?と思ったことがありました。
 
 
 
いわゆるパワースポットというのは磁気や樹木のオゾンなどにより、血流や呼吸など人間の身体にとってとても良い環境の場所で、そこにいるだけで体調が心身共に整うから、昔から人々がそこの特別感を感じて来たのだと思っています。
 
 
 
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現代人は文明の発達により、常に自分が快適な環境に身を置くことができる代わりに、自分を取り巻く環境を感じるセンサーの働きが弱まっていると言われているいます。
 
 
一方、厳しい自然と向き合って生活していた昔の人々は、土地の持つ特性や力を敏感に感じ、特にその大地の力が大きいと感じた場所を聖地としてきたのだろうと何度も疲れない休日を通して、私も感じていました。
 
 
 
脳歯科治療では、身体そのものだけではなく、まず患者様の周りの場の修復を最初に行います。
東洋医学でも、血、水だけでなく、気という部分も重要視します。
 
 
人の身体は目に見えるものだけでなく、周囲の影響ということも多大に受けていると考えています。
 
 
 
そういう意味ではパワースポットと言われる場所に身を置くことも、身体の回復に大きな力となったのではないかと改めて感じた患者様の登山のお話でした。
 
 
 
 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
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また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

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腕、肩、首の痛む人が増えている?

2024年9月19日 (木)

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横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

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今日は首や肩の痛みについてのお話です。
 
 
 

夏休み明けぐらいから、肩や首が痛い、腕が上がらないという当院の患者様が増えたように感じます。
 
 
 

実は私もこの2週間くらい腕は上がりはしますが、何となく右肩に軽い痛みや違和感を感じていました。

クーラーのせい?寝苦しくて変な体勢で寝ていた?
休み中スマホを見すぎた?
など自分なりに原因を考えましたが、よくわかりませんでした。
 
 
 

とにかく鍼、マッサージ、お灸など自分でできることは色々やって、(脳歯科はセルフではしっかりとはできないので、脳歯科セミナーの時に脳歯科の先生方に診てもらおうと期待していたら、台風で中止になってしまいました(T_T))
 
 
 

幸い今はあまり気にはならなくなりました。
 
 
 
 
 
 

肩や首の痛みということで
Googleで調べてみると、
 
 
 
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・首や肩の痛みは、多くの人が経験する症状で、原因は様々。中でも、噛み合わせの問題が首や肩の痛みを引き起こす大きな要因となる。
 
 
 

・長時間のデスクワークやスマートフォンの使用により首や肩の筋肉が硬直し、神経が圧迫され、日常生活に支障をきたすことが多くなる。
 
 
 

という要旨の結果がたくさん出てきました。
 
 
 

しかし、これは脳歯科的に言うと噛み合わせだけではありません。

口の中で起こっている身体にとって好ましくない刺激全般が関わっていると考えます。
 
 
 

そして筋肉の硬直が〜ということであるのでストレッチなどの方法が推奨されていました。
 
 
 

脳歯科の治療をしていると床と水平もしくはそれ以下しか腕が上がらない方が1箇所の歯の部分のわずかな調整で、数秒で上までスッと手が上がることは、度々経験します。
 
 
 

ここ数回そのような結果になった時に調整したのは、歯の横や端の1ミリ四方の部分でした。
 
 
 

そこを研磨用の器具で数回触るだけでこのような変化を起こすことができるのは、Oリングテストでターゲットを絞れるからだと考えています。
 
 
 

このような経験を重ねていると、本当は原因は筋肉全体の硬さではなくピンポイントなのではないかと実感します。
 
 
 

ストレッチを続けることで徐々に腕の可動域が広がってきたという方も多くいらっしゃいます。
 
 
 

これはストレッチでそのピンポイントを含めた変化を起こしているのだと思いますが、範囲が広すぎるので変化がゆっくりなのかなと私なりに解釈しています。

 
 
 

首や肩の痛みがあると、日常の様々な動作で支障が出ます。例えば、長時間のパソコン作業や読書で同じ姿勢を保つことが痛みで難しくなったり、車の運転中に、首を左右に動かして後方確認をする際に可動域が制限され、運転に支障をきたすこともあります。
また、髪を結ぶ、背中でジッパーを上げるなどの際に腕に痛みを伴うため、日常的な身だしなみを整えるのが困難になることがあります。
 
 
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予防としてストレッチは有効だと思います。特にデスクワークが多い方は、定期的な休憩を取り、首や肩の緊張をほぐすことが大事です。
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※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
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また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

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脳の誤作動として痛みを感じるということ

2024年9月12日 (木)

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脳の誤作動というのは脳歯科でよく用いられる言葉です。
 
 
 

口の中の脳の誤作動を引き起こしている部分を修正することで、脳の働きを正常化して全身の不具合を治療するのが脳歯科です。
 
 
 

普段生活していると、脳の誤作動ということはあまり意識したことはないと思います。
 
 
 

 
 
 

私たちは脳からの様々な電気的信号によって動いたり考えたりしていて、それ自体が間違っていると思ったら何もできなくなってしまうからです。
 
 
 

あー疲れて頭が働かないなと感じられたことはあるかと思います。

そういう自覚できることも
全く気づかないことも含めて脳の働きはいつも絶好調というわけではないんですね。
 
 
 

 
 
 

今回は痛みを感じる時の脳の誤作動(痛覚変調性疼痛)について、実験をご紹介します。
※参照Craig, AD. et al. Nature. 1996, 384(6606), p.258-260.
 
 
 

この実験では被験者の手のひらに、20℃と40℃の熱源を交互に当ててみました。
 
 
 

すると手全体が「焼け付くような痛み」や「ドライアイスを触ったような冷たさ」に感じるという結果になりました。
 
 
 

20度や40度は、それぞれ単独で感じたらそんなに激しい痛みや冷たさを感じる温度ではありません。
 
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しかし被験者は、まるで激しい温冷刺激を受けたかのように感じています。
これがThermal grill illusion painと呼ばれる現象です。
これが痛覚変調性疼痛の特徴で、脳が誤って強い痛みとして感じてしまうのです。
 
 
 

脳内の状態としては、冷たい5℃や熱い47℃に触れた場合、痛みを感じる部分である前帯状回という脳のエリアが活性化します。でも、20℃や40℃だけなら通常このエリアは動きません。ところが、交互に触れさせる「Grill」状態では、脳が間違って認知してしまい、前帯状回が活性化して痛みが出てしまいます。
 
 
 

このように、痛覚変調性疼痛は「脳の中での情報処理」が関与している痛みと言えるのです。
慢性腰痛や舌痛症も痛覚変調性疼痛とされていますが、患者様の訴えで「燃えるような痛み」もっと強くなると「焼けた金属を押し付けられたみたいな激痛」という表現をされることがあります。
 
 
 

実際に舌の表面的には炎症も傷もないにもかかわらず、脳の誤作動により本来感じることのない苦痛を経験していらっしゃいます。
 
 
 
 
 
 

脳歯科の治療としては、お口の中の誤作動を引き起こす部分を探して修正することになりますが、今までの経験からそれが形であったり材質であったり歯並びであったりと様々であると感じています。
 
 
 

普段私たちが意識することもなく、当たり前に信じている脳の働きは時として誤作動することもあるのです。

 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
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食事で噛めない、噛みにくいということ

2024年9月5日 (木)

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今日は食事が噛みにくいというお話です。
 
 
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噛めないという訴えで脳歯科の治療を希望して来院される方がいらっしゃいます。
 
 
 
そういう方には大きく分けて2つの状態があります。
 
 
 
・実際に噛んでいただくと、目で見てわかるほど隙間の空いている部分がある。
 
 
・上下の歯は当たっているにも関わらず、噛んだ感覚が今ひとつしっくりこない。
 
 
 
今回は後者のお話を中心にお伝えします。
 
 
 
 

通常の診療を受けに初診でいらした方で、長い間治療を受けずか、なり歯の崩壊が進んでいても、食べにくかったでしょう」というこちらの言葉に
「いや、別にそんなに困らなかったです、食べてます。」
と答える方もいらっしゃいます。
 
 
 
実際は噛む効率(咀嚼効率)は低くても歯茎で潰したり、あまり噛まず飲んでしまっているかもしれませんが、ご本人にとってストレスにはなかったのだと思います。
 
 
 

あるいは咀嚼のKeyとなる上下の噛み合わせが残っていて、そこがうまく働いていたということもあります。
 
 
 
歯科医になって暫くそのようなを経験していると、「噛んでいる感覚」と、「噛んでいるという現象」は必ずしもイコールでなく、ズレがあるのだと思うようになってきました。
 
 
 
歯科で治療の時にカチカチして下さいと言って噛んでいただく赤や青の紙(咬合紙)は、上下の歯の当たっている場所やその当たりの強さを紙に塗ってあるカーボンの色素の歯の表面への付き方で見るためのものです。
 
 
 
これで結構しっかりと当たりが示されているにもかかわらず、ご本人は噛めないと感じていらっしゃることが、「噛んでいる感覚」と、「噛んでいるという現象」のズレと解釈しています。
 
 
 
 
噛むということには、歯の形、位置、力が加わった時の歯の僅かな動き、舌、顎の筋肉や関節というたくさんの要素が影響しています。
 
 

 
本来、噛んでいる時は口の中で食べ物の硬さや形状を感覚で理解し、噛む力や回数を調整したり、舌で食べ物を運びながら噛む場所を合わせて食べています。
 
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実はこれはかなり高度で複雑な動きです。それを無意識にやってしまうのですから、身体のコントロール機能は本当にすごいと驚くしかありません。
 
 
 
 
しかし、何かで噛みにくいと感じるとそれが無意識から有意識の噛む行為に変わってしまいます。
 
 
 
どうしたら噛めるか?どこで噛めばいいか?と悩まれてあれこれ試行錯誤したり意識して噛んでいるうちに、本来無意識でやっていた身体の精密なコントロール系統が少しの変化で変わってきてしまい、違和感が続いてしまうということになっていらっしゃるのではと推察され、脳の誤作動の1つと考えています。
 
 
 
簡単に言うと、いわゆるイップスのようになっていると捉えていますので、歯だけの問題として考えると、なかなか解消されないと思います。
 
 
 
このような方には脳の誤作動を解消するために、脳歯科の治療を試みることも1つの選択肢となるのではないでしょうか。

但し実際に治療をしてみると、数回で治癒、あるいは支障がなくなるような改善が見られた方は多くいらっしゃいますが、中には支障ない改善まで時間を要する方もいらっしゃいますのでご自身の意思で決められて下さい。

 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。

 
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。

 

このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。

 

 

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