こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
脳歯科をやっていると普通の歯科治療はしないの?
という質問をいただくことがあります。
なかなか答えに困ってしまうのですが、簡単に答えるなら
「毎日歯科治療をしています。」
脳歯科は「口腔内の調整で関連している全身の不調を改善する」ということが目的です。
全身の中にはもちろん口腔も含まれますし、首、肩、腕、腰、膝などなど。
これらは通常歯科と関連があると思われていないことも多いです。
そこで口との関係を認識していただくために、脳歯科関係者からは、あえてその関係性がわかりやすいケースを発信していることが多いと思います。
そのため、腰痛や肩の痛みなどを治すための治療というイメージがあるのかもしれません。
しかし、Oリングテストで共鳴している波動を探して修正するのは、患者様に装着していただく義歯、被せ物の調整や知覚過敏症の治療、顎関節症など一般の方が歯科治療と思われることのほぼ全てに使います。
当院では脳歯科治療をしていない方も来院されますが、私が拝見するほぼ全ての方の治療はOリングテストをしながら行っています。
ただその場合は、一人Oリングやアシスタントの衛生士を使ったら間接法でテストをするので大部分の患者様は気付いていらっしゃらないです。
気づいた方は「それは何をやってるんですか?」と聞かれることもあるのでご説明をしています。
今日もかなり強い知覚過敏の患者様がいらっしゃいました。
訴えのあったのは
右上の歯の頬側の根元でしたので、ここを
Oリングでテストすると+(異常なし)でした。
そこで原因は他の場所にあると判断し、お口の中の全体を順番にOリングテストで調べるとちょうど対角線上にある反対側の左下の歯の金属の縁に−(異常あり)の反応が出ました。
詰め物の金属の端が隣の歯と高さが合っていなくて0.5ミリほどの僅かな段差ができている状態でした。
本来詰め物を作る時には隣の歯の縁と詰め物の高さを合わせるのが原則ですのでこれは望ましくない状態です。
そこで研磨用の切削器具で回転数、回転方向、削る方向をOリングで決定してからシュッシュッと2回くらい触って削り、高さを合わせました。
その後すぐに口を開けたまましみていた歯に強いエアーをかけてみても全くしみなくなりました。
その後一回起きて口をゆすいでいただいてから、もう一度エアーをかけてもしみませんでした。
高さを合わせて、エアーをかけて〜時間的には10秒位のうちに起こった変化です。
患者様はとても驚かれて、「え?これだけで?本当にかなり酷くしみていたんですけど??」
とおっしゃっていました。
これが波動による変化です。
知覚過敏を起こすような異常な波動が対角線上の詰め物のの端から出ていたのでした。
しかし
・一瞬にして変化が起こること
・症状と原因が必ずしも目で見ても一致していないこと
などからご本人にはとてもわかりにくいです。
一方、Oリングで順番にテストを進めている私達術者は一連の流れを追って結果が出ているというように捉えています。
他にも虫歯治療の削る形、使う歯科材料の選択など1日に私は1日の診療の間、何十回もOリングテストをしています。
脳歯科治療は、その方の身体が最適な状態となることを目的としているので、特に身体に影響を与えることの多い歯科治療は脳歯科的な見地から判断をして、日々の臨床を行っています。
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。
このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。
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今日は原因がはっきりしない、長く続く不調についてのお話です。
例えば無理な姿勢で物を取ろうとして腰を痛めた、ずっと下を向いて仕事をしていたら首と肩が痛くなったというのは、明らかに筋肉や筋膜の炎症ではないかと想像しやすいです。
しかし、風邪をひいて発熱していたが熱も下がったのに体の怠さが続いたり、検査をしても特に何も異常がないのに体の不調が続くという時はその原因を突き止めることは難しいと思います。
舌痛症なども、目で見て何も異常はないのに強い痛みで苦しんでいらっしゃる方は多いです。
また筋肉や骨に異常はないのに思うように身体が動かせなかったり、気持ちとは違う動きになってしまうということで悩んでいらっしゃる方もいらっしゃると思います。
西洋医学は局所的な原因→結果の関係性を突き止めて原因に対する治療を行うというのが基本的な考え方です。
特に病状が急性期には、速やかな改善が認めらることが多いです。
しかし、ここという限局された部位が特定できない場合には、無闇矢鱈に治療をすることができないので治療を進めることができません。
人の不調というのは先にも書いたようにここ!という原因を見つけるのが困難な状態で起こっていることも多々あります。
痛みは急性期には抹消で痛みを感じ、慢性痛に移行すると中枢で痛みを感じていることが研究でも明らかになってきました。
中枢となると、特定のピンポイントの治療は難しくなります。
こういう時には川の流れをコントロールするように上流へのアプローチが有効になると思います。
東洋医学の経穴(ツボ)、経絡という考え方や陰陽五行による養生、脳歯科の空間の調整や天地人の整えなどはこれに当たります。
脳歯科でよく用いられる例え話があります。
建付けの悪いドアを直すには家の歪みを整えることから。
ドアと枠だけの修理では家が歪んでいればまた不具合が出る。
身体も身体だけでなく、その人の周りの空間、チャクラ、天地人を詰まりなく繋ぐ存在の仕方、頭蓋骨の歪みなど、Oリングテストと口腔内の調整で整えることから脳歯科治療は始めます。
これは川の流れでいうところの上流にアプローチすることに当たります。
この段階でご本人が訴えていらっしゃる不調箇所にアプローチしていない段階でも、身体の状態が変化することを実感されることは珍しくありません。
これはOリングテストで目には見えない空間の異常と共鳴している口腔内の箇所の波動を整えることで、空間の異常を是正しています。
空間については見えにくいということでわかりやすいのは電磁波、化学物質過敏症なども特定困難な原因です。
しかし波動?共鳴って何?と思われる方もいらっしゃると思うので、簡単に述べますと、
「波動」と「共鳴」は、互いに関連しています。
波動とは、空間や媒質を通じてエネルギーが伝わる現象です。
音などがイメージしやすいと思います。
物質は全てそれぞれ固有の波動を持っていて常に微小の振動をしています。
共鳴とは、物体や物体の連なる系統が固有の周波数に一致する外部の振動や波動を受けると、その物体や系統の振動が増幅される現象です。
共鳴は波動の影響によって引き起こされます。
日常生活では周波数を合わせて聴くラジオや、近づけるだけで振動が伝わる音叉などがこの原理で働いています。
このように脳歯科では目に見える共鳴箇所を特定し、そちらを変えることで、見えにくい不調の原因箇所を変えていくことを意図しています。
脳歯科の診療で初診の問診を伺っていて、正直すぐに原因が絞りきれいことはあります。
しかし、空間、場、チャクラ、天地人を整えていくうちに見えて来たと実感することも多いです。
ミルフィーユのように重なった原因を一つ一つ剥がしていくことで、最後の深層にたどり着くというイメージです。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。
このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。
こんにちは。
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今日は座っていることによっておこる体の変化のお話です。
オーストラリアの研究機関の調査によると、日本人成人の平日に座っている時間は、研究対象となった世界20カ国の中で最も長く、1日平均420分(7時間)に達しています。
産経新聞2019年6月27日の記事より
https://www.sankei.com/article/20190627-ACQT475XARK6NLNYKUR3SZJ6P4/
日本とサウジアラビアが400分超え、他の国は殆どが5時間代ですね。
この報告は世界的なパンデミック前の調査ですので、外出規制やリモートワークなどで一時期はもっと増えていたでしょう。
今でもリモートワークはスタンダードとして定着したので、2019年より時間が増えているのではと思います。
この生活の変化は私たちの身体に影響があるのでしょうか?
調べてみると座っている時間が長いほど心身共に健康を害する可能性が高まるとの研究結果も次々発表されています。
血流が下半身に滞りやすくなるため、血圧上昇や心疾患リスク。
肥満の増加や慢性炎症の増加による循環器系の疾患のリスクなどが高まります。
また精神的にも身体活動の減少や社会的孤立、ストレスホルモンの影響などで不調を招きやすくなります。
口の中でも歯科医として大人の虫歯の増加、食いしばり、顎の不調やそれに続いて起こったと思われる肩こりや首の痛みの増加を実感します。
脳歯科では治療の時、立った状態、仰向けに寝た状態で天地人の流れや、気の巡りの診査を行っていました。
しかしつい最近、座っている時はこれらと異なった対応が必要ということを脳歯科主宰者の藤井佳朗先生が注目され、新たな視点が加わりました。
実際、立った状態で私達が横から全力で押してもびくともしない程の安定を示していても、座位で同じように横から押すと簡単に倒れてしまう方がいらっしゃいます。
このような場合、座位で安定が得られるように別の調整が必要です。
バランスの悪い状態で座って仕事をしていると、無意識に身体でそれを補完しようとして無理な力が必要になります。
デスクワークなどの前傾姿勢では5キロぐらい(お米一袋分です!)の頭部を支えなくてはならず、顎も重みで前に下り、いわゆる噛み合わせも変化します。
これでは首や肩、背中にかなりの負担がかかります。結果として、筋肉が疲労で硬くなり、血流障害や神経の圧迫を引き起こすことは容易に想像できます。
そして首肩だけではなく、実は後頭部は眼の動きにも関係する筋肉もあります。
首肩、目の疲れ、デスクワークにはつきものかもしれませんが、日々長時間の座位は確実に全身に望ましくない影響を及ぼします。
肩が凝ってしまってからマッサージなどをするよりも、バランスの良い状態で座ることが最大のケアではないかと思います。
脳歯科的にはそれをお口の中からアプローチすることにより改善を目指しています。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
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最近報道されたニュースでしたが、九州大学大学院の鮎川保則教授(歯科補綴学)を代表とした研究グループが、65歳以上の約2万2000人を対象に、奥歯のかみ合わせの状態とアルツハイマー型認知症の発症時期について調査研究した結果を専門誌に論文で発表されました。
奥歯が全て揃っている人に比べ、
・歯が一部喪失してかみ合わせる場所が少なくなっている人は、認知症の発症が1.34倍高い。
・前歯も含めてかみ合わせが全くない人は、認知症の発症が1.54倍高い。
という結果でした。
この内容に関心を持った方も多かったようで、昨日もご来院された患者様の方からこのニュースについてご質問をいただいたりしました。
今回の研究では、奥歯の喪失が直接認知症の進行に影響を与える原因と特定する目的ではなく、口腔内の状態の違いでアルツハイマー型認知症の発症は統計的に差があるかという研究です。
鮎川教授は、考察として
・奥歯を失うことで噛み合わせの刺激が減り、結果脳の血流が減少する。
・栄養状態が悪くなる。
・会話がしにくくなったり、自信を失って社会活動が減ったりする。
これらが総合的に体に影響を与えて認知症のリスクが高まる可能性があると述べていらっしゃいます。
そして、もしご自身の歯の咬み合わせがなくても、放置せず義歯やインプラントなどで噛み合わせを作って噛めればこの結果より改善することが期待されます。
脳とお口の中はやはり密接に関係がありそうです。
脳歯科は、もともと主宰の藤井義朗先生が高齢者施設で治療をしていた時に、義歯を入れることで認知機能が著しく改善した症例を何例も経験されたことから始まって、脳と歯科の関係について注目し、研究を重ねて体の各部位の運動機能の改善などに発展して治療法を確立されたものです。
YouTubeにも当時の高齢者施設にいらした患者様達の認知能力が改善されていく様子を収めた動画を視聴することができます。
https://youtu.be/1sllzIxf5Jo?si=UUp1t9qUY_rZRUOC
https://youtu.be/A9p89O-8cts?si=lrkO5j7UBPHpXVev
このように義歯のみならず、治療用材料や歯並び、歯の形など口の中からは脳に向かって良い刺激も悪い刺激も含めて様々な刺戟が与えられて、それにより全身が影響を受けているよです。
悪い刺激は取り除き、良い刺激だけが脳に行くようにすることで全身的な健康の改善が期待できるというのが脳歯科の目的です。
噛むこと食べることだけではなく、お口の中にはたくさんの健康の素があります。
歯科=歯を治すだけではない役割があることを知っていただければと思います。
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
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先日告知いたしました脳歯科Zoomセミナーは無事終了しました。
平日の診療後、お疲れの時間にも関わらず、多くの先生方にご参加いただきありがとうございました。
東京都開業の奥田恵美先生と私が脳歯科認定医及び脳歯科認定講師としての立場で脳歯科セミナー、脳歯科治療についてご紹介させていただきました。
今回は奥田先生は脳歯科、量子力学についてのお話と関節可動域の改善や、義歯による歩行改善症例を発表していただきました。
私からは脳歯科を学び始めて、どう自分の医院に取り入れて来たかというお話と、プロ野球選手の肩痛、筋力低下、握力低下を改善したパフォーマンスアップの症例を紹介いたしました。
また今まで再受講を含め2回のセミナー参加をしていただいた愛知県開業の小田先生からは脳歯科を学んだ後の臨床の変化などについてお話いただきました。
奥田先生と私の間で事前に相談して症例を選んだわけではありませんでしたが、偶然か必然か調整前のイメージングやシュミレーションによって身体が変わることがわかりやすい動画を見ていただくことができたと思います。
脳歯科治療ではOリングテストの結果がマイナスの場所を調整対象としますが、いきなり調整のために歯や義歯を触らず、同じ動きでシュミレーションをして、Oリングテストがプラスに転じているか、身体の動きや痛みが変わるかを事を確認してから初めて本当に歯や義歯に器具を触れさせて調整をします。
もしくは術者の意識の中でこれからやる治療をイメージして、身体が変わるかを確認します。
この点が脳歯科治療の確実性を増すために必ず行わなくてはいけないことです。
そして、最小限の治療で最大限の効果という目標を達成するためにとても重要なステップです。
実際に行う治療通りに器具を動かすシュミレーション、意識をこれからやろうとする治療に向けるイメージングは、術者である私達が常に治療中に行うことです。
初めて脳歯科に触れる方は、シュミレーションやイメージングで身体が変わる事に驚かれるのですが、脳歯科治療において事前確認は基本のキなので、脳歯科セミナー受講参加者は数回でこのことがご自身でも当然のようにできて、感じていただけています。
脳歯科治療は、患者様の身体の動きの改善やQOLの向上が、一般の歯科治療より近く感じられる経験が多い治療だと思います。
瞬時に手が動くとか、シュミレーションをしただけで動きが改善されることは、患者様の生活改善のプロセスに過ぎません。
術者の私達も「治療の後の患者様のより良い生活」に意識の焦点を合わせて治療をし、それが達成された時には心からの嬉しく思います。
これらのことは先月Zoomセミナーに参加いただいた皆様にもお伝えしましたが、今回は参加されなかった脳歯科に興味がある先生方もぜひ次の何らかの機会にお話を聞いていただけたら幸いです。
※今回のセミナーでご紹介いたしました動画は、ご本人の許可をいただいた上で十分にプライバシー保護に努めて編集させていただきました。脳歯科普及の意図をご理解いただき、ご快諾いただきましたことに心より感謝申し上げます。
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
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