Dr.マミの歯のブログ

Oリングテストを使った歯科治療〜脳歯科Zoomセミナーでお伝えしたこと

2024年6月6日 (木)

こんにちは。

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 

こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
 
 

当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。

 
 
 
先日告知いたしました脳歯科Zoomセミナーは無事終了しました。
 

平日の診療後、お疲れの時間にも関わらず、多くの先生方にご参加いただきありがとうございました。
 
 
東京都開業の奥田恵美先生と私が脳歯科認定医及び脳歯科認定講師としての立場で脳歯科セミナー、脳歯科治療についてご紹介させていただきました。
 
 
 

今回は奥田先生は脳歯科、量子力学についてのお話と関節可動域の改善や、義歯による歩行改善症例を発表していただきました。
 
 
 

私からは脳歯科を学び始めて、どう自分の医院に取り入れて来たかというお話と、プロ野球選手の肩痛、筋力低下、握力低下を改善したパフォーマンスアップの症例を紹介いたしました。
 
 
 
また今まで再受講を含め2回のセミナー参加をしていただいた愛知県開業の小田先生からは脳歯科を学んだ後の臨床の変化などについてお話いただきました。
 
 
 
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奥田先生と私の間で事前に相談して症例を選んだわけではありませんでしたが、偶然か必然か調整前のイメージングやシュミレーションによって身体が変わることがわかりやすい動画を見ていただくことができたと思います。
 
 
脳歯科治療ではOリングテストの結果がマイナスの場所を調整対象としますが、いきなり調整のために歯や義歯を触らず、同じ動きでシュミレーションをして、Oリングテストがプラスに転じているか、身体の動きや痛みが変わるかを事を確認してから初めて本当に歯や義歯に器具を触れさせて調整をします。
 
 
 
もしくは術者の意識の中でこれからやる治療をイメージして、身体が変わるかを確認します。
 
 
この点が脳歯科治療の確実性を増すために必ず行わなくてはいけないことです。
そして、最小限の治療で最大限の効果という目標を達成するためにとても重要なステップです。
 
 

 
 

実際に行う治療通りに器具を動かすシュミレーション、意識をこれからやろうとする治療に向けるイメージングは、術者である私達が常に治療中に行うことです。
 
 
 
初めて脳歯科に触れる方は、シュミレーションやイメージングで身体が変わる事に驚かれるのですが、脳歯科治療において事前確認は基本のキなので、脳歯科セミナー受講参加者は数回でこのことがご自身でも当然のようにできて、感じていただけています。
 
 
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脳歯科治療は、患者様の身体の動きの改善やQOLの向上が、一般の歯科治療より近く感じられる経験が多い治療だと思います。
 
 

 

 
瞬時に手が動くとか、シュミレーションをしただけで動きが改善されることは、患者様の生活改善のプロセスに過ぎません。
 
 
 
術者の私達も「治療の後の患者様のより良い生活」に意識の焦点を合わせて治療をし、それが達成された時には心からの嬉しく思います。
 
 
 
これらのことは先月Zoomセミナーに参加いただいた皆様にもお伝えしましたが、今回は参加されなかった脳歯科に興味がある先生方もぜひ次の何らかの機会にお話を聞いていただけたら幸いです。
 
 
 
※今回のセミナーでご紹介いたしました動画は、ご本人の許可をいただいた上で十分にプライバシー保護に努めて編集させていただきました。脳歯科普及の意図をご理解いただき、ご快諾いただきましたことに心より感謝申し上げます。
 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。

 
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。

 

このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。

 

 

眞美デンタルオフィス
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知覚過敏症と脳歯科

2024年4月25日 (木)

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本日は知覚過敏症のお話です。
 
 
知覚過敏症とは、歯が外部からの刺激に対し、通常では何も感じない程度の刺激でも痛みや違和感、しみる感じなどとして過敏に反応する状態です。
 
 
例えば、冷たい飲み物や食べ物、熱いもの、甘いもの、または歯ブラシや金属が歯の表面に触れて刺激などが引き金となります。
 
 
歯の知覚過敏症は、歯の根の部分表面の剥離や、歯のすり減りなどによって象牙質が露出した時に起こりやすいです。また咬み合わせが強すぎて過剰な力が加わっている場合も起こりやすくなります。
 
 
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虫歯ではないかと心配されて来院される方も少なくありません。
 
 
しかし、知覚過敏症は虫歯や歯周病のように細菌の刺激で起こるものではないので、治療として一般的にはしみている部分のコーティングや詰め物で外部の刺激を遮断して興奮した神経を落ち着かせるという対症療法となり、これといった決定的な治療はないのが現状です。
 
 
 
 
当院でもそのような知覚過敏処置を行って来ました。
 
 
しかし脳歯科の治療を取り入れてから、Oリングテストで原因を特定してそこを
僅かに調整するということも有効な選択肢の1つになりました。
 
 
Oリングテストで原因を探ると滲みている歯の部位が調整箇所ではないという結果になることも度々あって、そこを研磨すると痛みが治まるということを経験します。
 
 
 
 
ここからは私の実体験ですが、先月の初め頃から甘いものや冷たいものが右の奥歯に強くしみるようになりました。
 
 
最初私も虫歯??と疑いましたが、数日様子を見ていると、しみる歯は上だったり下だったり、1番奥だったり2番目、3番目だったりと日替わりで変化します。
 
 
そうなるとどこかの歯の虫歯というわけではないだろうから、噛み締めか?ということで忙しさに紛れて放置していました。
 
 
しかし、収まる気配がないのでレントゲンを撮ってみましたがやはり虫歯はありません。
 
 
そうなると今度は目に見えず、レントゲンでも写らないくらいの細い亀裂が入っているのかと心配になってきます。
 
 
と、歯科医としてお恥ずかしい話ですが自己診断が迷走してしまい、症状はますます強くなり、甘いものを避けて食べたり、お湯で口をゆすいだりするようになってきました。
 
 
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そんな中、日曜日に脳歯科セミナーがあって私は講師として参加しました。
 
 
その日は朝からしみるのもひどく、何やら普通にしていても違和感まで出てきて、やっぱりこれはまずいのかも?と不安もMaxでした。
 
 
脳歯科セミナーですので神戸から脳歯科の師匠、藤井義朗先生がいらしていたので、お願いして受講者の実習の合間に診ていただくことができました。(実習の指導の合間なので私も先生も立ったままです)時間にして1分弱、数回のOリングで先生は一言「下の前歯のここやな!」とこれまた立ったままで私の下の歯の表側を研磨して
下さいますと、その瞬間うっすらじーーーんとしていた感じがすーっと引いていくのがわかりました。
 
 
 
 
そこからもう一箇所Oリングで探して、奥歯にあった欠けてザラザラしていたところをシリコンの器具で研磨しました。
 
 
 
 
その後、休憩時間に試しに甘いものを食べてみると、それまでの痛みの程度が100とすると10位に下がった感じです。
 
 
そこから徐々に落ち着いて
翌日には何事もなかったのように甘いものを食べても水で口をゆすいでも痛みなくできるようになりました。
 
 
 
 
奥歯の痛みが前歯の調整で一気に改善するのは不思議なようですが、痛い場所から遠く離れた所に原因があるという脳歯科のメカニズムを知っていれば、離れた所が原因と示されても、当然のように「あぁここだったのね」と思います。
 
 
しかし、いつもは治療する側の自分は患者として体感することは滅多にないので、貴重な出来事でした。

 

 
 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
 

 
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

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このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。

 

 

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Оリングテストの時に使うイメージングとは?

2024年4月18日 (木)

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横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

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今までも繰り返し書いていますが、脳歯科治療においては、Оリングテスト無しに治療はできず、一回の治療時間内にかなりたくさんOリングテストを繰り返して、患者様の不調の原因を特定します。

 
 
 
 

しかしOリングテストを短いインターバルで次々に繰り返していると、ファントムエフェクトと言って前のOリングの結果が残ることにより結果に正確性を欠くこともあります。

 
 
 

そこでファントムエフェクトを消失させるために、少し時間を置いたり身体を軽く叩いたりして波動を変えたりします。

 
 
 
 

また、Oリングの結果の正否を確認するためにイメージングという手法を度々使います。

ここで言うイメージングとは、頭の中で視覚的なイメージを思い描くことです。

 
 
 
具体的には、Oリングテストの反応がマイナスで指に力が入らずリングが開いてしまうところが原因箇所として見つかったとします。
しかし、いきなりそこを実際には調整しません。

 
 
 
「ここをこうやって調整したら」と具体的に頭の中で調整しているところを思い描いてから、再びOリングテストをします。

 
 
 
これでOリングが閉まったら、やっと実際の調整に入ります。
 
 
 
もし調整箇所の特定が誤っていたらOリングは開いてしまいますので、その場合は再度検査をし直して、特定→イメージング→Oリングが閉まるか確認→実際の調整と進みます。

 
 
 
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多くの方はイメージしただけでそんなに身体が変わるの??と疑問に感じられるのは当然のことと思います。

 
 
 
 
でも変わります。

 
 
 
 
 
 

このあたりが脳歯科が、量子力学的な要素を含んだ治療であるという側面の1つです。
 
 
 

意識はとても速く、音や光よりも速く飛びます。
量子コンピューターの世界でもセキュリティ対策にこのことが応用される研究がされていて、ハッカーのハッキングの意思に反応してブロックするという研究がなされていると何かの記事で読んだことがあります。
 
 
 

できる限り具体的に先をイメージすることで身体を構成する素粒子影響を与え、瞬時に身体に変化が起こったと解釈しています。しかしこの変化は長続きしないので、実際にお口の中の調整を行います。
 
 
 

私も脳歯科を学び始めた頃は、イメージだけで現実が変化するなんてとても信じられないし自分にそんな事ができるわけがないと思っていました。
 
 
 
でもやってみると、確かに身体が変わります。
東京脳歯科セミナーの受講生も、5回のコースの間にイメージングを使ってOリングテストを行うようになって行きます。
 
 
 
イメージングは治療箇所の決定の確実性を上げて、効果の低い治療行為を減らし時間の短縮や身体への負担を軽減するためにためにとても大切な手法です。
 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
 

 
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

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脳歯科の治療の時の様々なOリングテストのやり方

2024年4月4日 (木)

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脳歯科の治療進める時には例外なく何回も、多いときには何十回もOリングテストを行います。

Oリングテストは、正式名称をバイ・ディジタルO-リングテスト(Bi-Digital O-Ring Test)と言います。

このテストはニューヨーク心臓病研究所所長の大村恵昭博士が考案され、生体内の情報を指の筋力変化から検査するための方法です。

身体の異常がある部位を検査者が触れると、その刺激がすぐに脳に伝わって筋力の抵抗が弱まるという反応を利用しています。

筋力が弱まるかどうかは、指でなくても、腕でも足でも良いのでは?と思われるかもしれませんが、これには理由があります。

ペンフィールドの脳地図について以前に書きましたが、https://www.mamidentaloffice.jp/blog/brain/783/

脳の部位と影響を与える身体の部位が対応し決まっているといます。

特に指は脳の大きな領域を代表しているのです。

指先を動かすことが、脳の認知能力の低下を予防するなどという話もお聞きになったことがあるかもしれません。

このようなことから、身体の異常を調べるに際して、指は精度の高いセンサーとなります。

私は脳歯科の治療をする時に、身体の異常の原因を突き止めるために、様々な体勢でOリングテストをします。

・立ったまま
・屈んでいただきながら
・椅子に座って
・ベッドに仰向き、横向きで
・歯科用の治療台に寝た状態

様々な姿勢でOリングテストを使うので、Oリングテストのやり方も1つでは対応しにくくなります。

Oリングテストのやり方には大きく分けて3つのバリエーションがあります。

(1)直接法
患者様の指を私が直接引く方法です。

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(2)間接法
診療補助についている衛生士など、第三者が患者様に触れ、患者様に触れていない側の指を私が引く方法です。

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(3)セルフOリング
これは人により多様ですが、私は左手の人差し指と中指を使って自分の筋力の弱まりを感知します。

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この3つを状況に応じて使い分けています。
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直接法ですと、患者様がご自身の筋力の低下をはっきりと感じられます。
初めての方はこの違いに戸惑われて「何で???同じように指を閉じているのに・・・」とおっしゃることもあります。

人の身体はとても正直で、自覚症状の有無とは関係なく、自分の合うもの合わないもの、不調の箇所を筋力の反応で示してくれます。

この方法を利用して、身体の不調の原因となっている部位や身体に合う治療用の材料などを特定します。

上記に加えて、脳歯科治療時には治療の優先順位を決める2点時間差法やイメージングを利用した方法など、脳歯科の主宰である藤井義朗先生が開発したOリングの応用的な手法も多用します。

いずれにしても、脳歯科治療を行うにはOリングテストは欠かせないテクニックであり、その精度が治療結果に直結します。

そのため、私たち脳歯科治療を行う者はOリングテストの精度を上げたり、保つために自身の体調や精神的安定を乱さないように日々注意し、セルフケアをしていますし、治療室の環境などにも様々な工夫をしています。

また皆様により良い脳歯科治療を提供するために、脳歯科の認定医や実践している歯科医師が集まるアドバンス勉強会などでは、参加者同士でも様々な情報を共有しています。

治療の要とも言えるOリングテストは、日々の実践と筋力への感度の向上が欠かせません。

 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
 

 
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

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脳歯科の診査〜四方八方

2024年3月7日 (木)

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今日は脳歯科の治療の時にほぼ必ず行う「四方八方」と呼ばれる検査についてお話をします。
 
 
すでに脳歯科の治療を受けたことのある方は、「あー、あれね」と思われると思います。
 
 
患者様に足を肩幅ぐらいに開いてまっすぐ立っていただき、術者(私)が腰のあたりを右、左、正面、後から軽く押すという検査です。
 
 
4方向が基本ですが場合によっては斜め方向からも力を加えることもあるので、合計8方向で行うこともあります。
 
 
更に加えて口を開けていただいたり、食いしばっていただいたり、頭を上に向けて天井を見る、下に向けて床を見るという状態で行うこともあります。
 
 
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これを行うと、多くの方は特定の方向では全く態勢を維持することができずに、簡単によろけてしまいます。
 
 
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これは何を意味しているのでしょうか?
 
 
押された反対側の筋力が不足しているということも考えられますが、私達が見ているのは押される力に瞬時に対抗して重心を移動させるという脳の反射が適切に働いていないのでは?ということです。
 
 
 
 
本来、ある方向から力が加わっても人間はそこで瞬時に重心の移動をしてよろけないように耐えることができます。
 
 
ところが脳の反射が何らかの原因で発動しにくくなっているために、よろけてしまうと考えます。

脳幹の中脳では体の動的バランスを調節し、足元がつまづいた時に
も反射的に立ち直ろうと体が敏捷に反応してくれます。
この働きがうまく行っているか否かをこの四方八方テストで見ています。

 
 
更にそれが口の中に反射を阻害する要因があるのかを特定するため、頬や唇などに軽く圧を加えて押してみます。
 
 
するとますます力が入らず、更に簡単によろけてしまうことがあります。
 
 
これはOリングテストと同じ原理で、人間は身体にとって不快な刺激が、加わると筋力が低下してしまうことを利用した診査です。
 
 
 
 
また、脳歯科には「場の調整」という概念があります。
物理的な身体そのもの
だけではなく、その人の周囲にある目には見えないものの乱れも不調につながっているという考え方です。
 
 
東洋医学で言うところの「気」やチャクラ、西洋的に言うとオーラなどもこれに含まれます。
 
 
こちらも整えるために、色や調整した海洋深層水などを使うことで、このふらつきがなくなり安定することもあります。
 
 
目に見えるものだけで私達は動いているのではないと実感する瞬間です。
 
 
やる気、元気、陽気、気合い、邪気など普段でも使う言葉の中にも沢山含まれています。
 
 
そしてこれらがあることで良く動けたり、反対に欠乏したら気持ちが沈んで活発さが失われたりと身体の動きまで左右しているのは何となく感じていらっしゃるのではないでしょうか?
 
 
 
 
横道に逸れてしましたが、検査については
続けて肩の柔軟性(可動域の検査)、整体ベッド上で足の挙上や股関節の屈曲などを調べて行きます。
 
 
これによって更に口の中の不快な部分をOリングテストで特定し、歯や粘膜の調整を行います。
 
 
 
 
再び立っていただいて、あらゆる方向から力を加えてもふらつかず、揺るぎ無く立っていられる状態になっていただければ、全身の調整は終了です。
 
 
「ちゃんと立てている感じがする。」
「足の裏全体で床に接している気がする」
という感想をおっしゃる方が多いです。
 
 
 
 
このように全身を整えることで、最終的なピンポイントの原因に集中することができますので、ここからは不調部位に合わせた細かい調整をお口の中や頬粘膜などに行っていきます。
 
 
 
 
ドアの建付けが悪い時に、ドア枠やドアの縁を削って直したとしても、家自体が歪んでいたら、またドアは閉まりにくくなります。
 
 
これと同じで全体から細部へと治療を進めることで根本的な解決を図ることが脳歯科治療の基本です。
 
 
 
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。

 

もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
 

 
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
 

 
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
 

 

脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。

 

このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。

 

 

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