こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
今日は自分が脳歯科治療を受けたご報告です😅
1ヶ月ほど前に、私は冷房がガンガンにきいている部屋で脚を組んでうっかり居眠りをしてしまいました。
時間として30分以上深い眠りに落ちたので体はずっと同じ姿勢だったと思います。
そもそも脚を組むこと自体が良くないのに長時間冷えてしまったのは大失敗でした。
目覚めてしばらくして立ち上がったら左膝付近に激痛が!!!
片足を引きずって歩くことしか出来ず、しばらくしてやっと痛みを感じながらも左右に足が出せるくらいになりました。
しかし階段の降りる時は力を入れると痛くて横向きで降りるような始末。
その後数日で少し良くなったので、調子にのって出先で歩き回ったら膝の周囲が腫れて初めの状態より更に悪化。
痛くて正座もできません。
整形外科でお薬や湿布をいただき、膝に溜まった水も抜いて少し良くなったものの、痛みもあり、相変わらず正座はできず。
そんなコンディションでも自分が眞美デンタルオフィスで毎日行っっている診療では脳歯科治療を受けられた方は正座ができるようになられて喜んでいただいたりもしました。
その光景が羨ましくて、自分でOリングテストをやっても今ひとつ自分の調整をすることは難しくて改善しませんでした。
そうこうしていたら、先日脳歯科セミナーの打ち合わせでご一緒した東京脳歯科主宰の奥田先生にその場で(空いている喫茶店)少し足首の関節の調整をうける機会がありました。
その後しばらくは劇的に改善したので、口腔内までちゃんと調整してもらおうと奥田先生の医院、五反田の恵美歯科医院に行ってきました。
自分が受講生だった頃は藤井先生や奥田先生にたまに調整をしていただきましたが、最近は自分の体の不調もなく本当に久しぶりでした。
今は毎日脳歯科の治療やOリングをするようになっています。そんな状態で自分が治療を受ける側になると、Oリングの引き方、調整部位の絞り方、器具のあたる感覚や調整後の確認の仕方など新たな発見があり、とても勉強になりました。
以下治療経過の写真です。
動画でお見せできず残念ですが。
最初は殆ど上がらなかった脚も上がりました。
下の奥歯2本と前歯1本を調整してもらいました。
最初はまっすぐ正座できなかった私と治療後の私を比較してみます。
痛くて左に体重が乗せられず体が傾いています。
多少の突っ張り感は残りますが、左にも結構体重をかけて正座できるようになりました!
これから暫く足首の硬さをほぐす運動をしてみることにしました。
やっぱり脳歯科はすごい!と実感した我が身のアクシデントでした。
早く完全に治して、神社巡りが趣味の私としては山の上にある神社にもスイスイ階段を登って参拝できるようになりたいです😊
(※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。)
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
脳歯科の初診は一般治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間を時間をお取りします。
ご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
眞美デンタルオフィス
カテゴリー: 全身をととのえる歯科治療〜脳歯科ブログ,脳歯科でできること
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
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今日は痛みのお話です。
当院で脳歯科治療を受診される方で痛みがずっと治らないという訴えをされる方はとても多くいらっしゃいす。
痛む場所は腰や膝、腕、肩、頭痛など様々です。
これらの治療の様子については本ブログでも度々書いています。
この痛みにより、日常生活が思い通りに行かなかったり常に気になったりと、長い間不自由を感じているにも関わらず痛みは一進一退だったり、少し無理をして日々動いています。
2023年7月23日の日本経済新聞に「慢性痛、原因は脳の「誤作動」 学び直しで治療」という記事が掲載されていました。
先日もこのブログで第3の痛みについて書きました。
https://www.mamidentaloffice.jp/blog/brain/957/
第3の痛みは日経新聞にも取り上げられるほど注目のトピックとなっているようです。
記事によれば
•国民の2割が慢性痛を感じている。
・慢性的な痛みには脳が大きく関わっている。
・ストレスなどで体の危険を感じると、それを痛みに変換して警告する「誤作動」をすることがあり、これが慢性痛を引き起こすことがある。
とのことです。
脳の誤作動という言葉は脳歯科では以前からよく用いられている言葉です。
口の中にある脳の誤作動を引き起こすポイントをOリングテスト他で特定して、
そこを調整して誤作動を是正して痛みを取ることは脳歯科治療では日常的に行うことです。
脳の回路は有名なパブロフの犬を使った条件反射の実験でも示されているように、新たに道が構築することも消失することもあります。
脳の回路は変化するものなのです。
記事では痛みの治療にこの柔軟な変化を活かし、患者様に体の傷みではなく、脳が関与したものであるという理解を深めて脳の誤作動を是正して痛みの治療をしようという試みがあると紹介しています。
これが記事のタイトルの学び直しで治療ということのようです。
一種の心理療法ということでしょうか。
いずれにしても、第3の痛みはまだ治療法は確立しておらず、様々な研究が進んでいます。
口腔内の調整で数年来のお痛みが短時間で消え、スムーズな手や足の動きが戻ることは脳歯科治療をしている者にとっては珍しくありません。
口腔は脳にとても近く、三叉神経という脳神経の中で最も太い神経が分布しています。
口腔内に刺激を加えることで脳の中に変化が起こることで脳の誤作動を是正することができると推測されます。
(※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。)
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
脳歯科の初診は一般治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間を時間をお取りします。
ご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
眞美デンタルオフィス
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脳歯科のセミナーは神戸と東京で歯科医の方を対象に開催されています。
脳歯科の技術を学んで臨床に取り入れたいという先生方が集まり、Oリングの基礎から学び、実習を行って全5回のコースです。
私はそのセミナーの1期生として神戸で学びましたが、その時に台湾の先生方が4人ほど参加されていました。
毎月台湾からいらっしゃるほどなので、とても熱心で尊敬していました。
その後もOリング学会や他の国際学会で発表して同じ時期に認定医資格もいただきました。このように度々お目にかかれていましたが、ここ数年は感染症のために情勢が変わり、しばらくお会いしていませんでした。
その先生方が企画され、以前から台湾では何度か単発の脳歯科講演会は行われていました。
今回は同じ先生方が主催されて台湾で連続のセミナーを開かれることになり、東京脳歯科主宰の奥田恵美先生がメイン講師でこの7月から始まりました。
記念すべき第一回の時に偶然に別件で台北にいた私は、お誘いいただいて半日セミナーに参加し、私にまで少しお話と症例を解説をする機会をいただきました。
久々に台湾の同期の先生方のお顔が拝見できただけでも嬉しいのに、貴重なお時間をいただいて感謝しかありません。
その後実習中に質問をいただいたり、実技のお話をしたりと交流をしましたが、本当に皆さん熱心で技術も習得が早くてびっくりしました。
ホリスティックな医学全般に関心が高いのは東洋医学の文化があるからなのでしょう。
台湾では2日連続で3回のセミナーの予定だそうで、9月、10月と続きます。
そのうちに日本と合同で勉強会や症例検討会などができたらいいなぁと強く願っています。
ヨーロッパやオーストラリアでもホリスティックな治療も関心が高く、これまでも藤井義郎先生がロンドンオックスフォード大学でで講演をされたりもしています。
更にますます脳歯科の治療がワールドワイドに広がるよう活動していきたいと思います。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間を時間をお取りします。
ご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
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今日はOリングテストについて、感じることをお話しようと思います。
Oリングテストについては以前の記事にも書いていますが、身体の筋肉反射テストの1つで、ニューヨーク大学やニューヨーク心臓病研究所所長を歴任された医師、大村恵昭博士が開発されました。
指でO(オー)の形の輪っかを作りそれを術者が引っ張り、開くか開かないかを
みていきます。
身体にとって合わない物や、嫌な刺激が与えられた時に筋力が低下して指の筋力が弱まり、左右に引っ張るとOリングはパッと開いてしまいます。
時には触れる前から開いてしまうこともあります。
脳歯科の治療ではこのOリングテストが主な検査方法となり、治療すべき箇所を絞り込んで行きます。
痛いところを触るとOリングは開くのか?というと、そうでもありません。
患者様は右の歯が痛いとおっしゃっていても、左の歯でOリングが開いてしまうこともよくあります。
正直Oリングテストを臨床に取り入れ始めた頃は、自分のテストが不正確なのか?と疑うこともありました。
しかし、実際Oリングで反応が出た歯を調整すると元々あった痛みが消えてしまうので、だんだんと「原因は離れた所にある」ということがとても多いことがわかってきました。
今では先入観なしに全身を対象に検査をして、どんなに離れた所に反応が出ても「なるほど」と思って治療を組み立てています。
先日も左の歯が歯磨きの時に痛いとおっしゃった患者様は左下の一番奥の歯の表面のくぼみを金属の器具で触るとお痛みがありました。
虫歯はありません。
表面のエナメル質の剥離による知覚過敏と思われます。
くぼみはとても浅く小さくて、詰めるような状態でもありません。
知覚過敏は神経の興奮によるものなので、基本は削らず表面にお薬を塗って刺激の遮断をし、神経が落ち着くのを待つのが主流の治療法です。
Oリングテストをしてみると反対側、右側の歯の被せ物の側面に反応が出ます。
そこでその金属の歯肉に近い場所を少し研磨したところ、左の知覚過敏は消えてしまいました。
おそらく右の被せ物の膨らみが頬に刺激を与え、噛み合わせの時顎の動きがいつもと違っていたのかと思われます。
そのため、左の痛くなった歯に過大な力が加わり、知覚過敏が起こったと考えました。
翌日ご報告いただいた所によれば
左下は昨夜も今朝も歯ブラシ当てても痛みがなかったです
右下7は固いもの噛むと痛みがあるものの、何もしないでも痛かったのは解消されています
とのことでした。
このようにOリングテストでは痛いところとは離れた所に反応が出ます。
全身でも腰が痛いけれど首に反応が出て、更に絞ると歯に行き着くという具合です。
私はOリングの反応をガイドに、問診内容を加味して治療場所を決めていくだけなのですが、時々患者様の身体が「こっちこっち!」「ここ!」と教えてくれているように感じることをがあります。
鍼治療でも経絡と言って全身の経穴(ツボ)が繋がっているため、痛んでいるところから遠い場所かは繋がりに沿って鍼を打ちます。
しかしOリングテストの結果ではそのルートは決められていません。
時には今でも内心「ここ??」と思うほど一見無関係と感じられる所に反応が出ることがありますが、それはあくまで自分の先入観だと考え直し、治療を進めていきます。
実は身体は結構不調を伝えたがっていると脳歯科治療をしていて強く思うようになりました。
その伝えたい不調がキャッチできれば未病の段階で対応できるのではないかと思います。
(※ご紹介した治療結果は一例であり、全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。)
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間を時間をお取りします。
ご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
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カテゴリー: 全身をととのえる歯科治療〜脳歯科ブログ,脳歯科でできること,脳歯科とはどんな事をするの?,脳歯科の意義,脳歯科の診査
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
今日は金属製のスプーンで食事ができないというお話です。
その方は元々お口の中に入っていた被せ物と土台が折れてしまったということで来院されました。
奥歯には義歯を装着しているのですが、殆ど使用されていないとのこと。
理由は義歯の異物感と、義歯についている金属のバネ(クラスプ)が義歯を入れる時に歯にあたるとゾワゾワして使えないとのことでした。
しかし義歯を入れないことで、残った歯に過大な力がかかり、今回の歯が折れてしまったようです。
よくよくお話を伺うと、金属のスプーンで食事をすることもできず、外食の時はご自分でブラスチックスプーンとフォークを持参されるほど、金属でのゾワゾワは強いということでした。
折れた歯はまた治療して使える状態でしたが、義歯を入れていただかないと同じことが繰り返されるので、何とかしましょうということになりました。
そして外食でも普通にお店のスプーンやフォークが使えれば、更にハッピーですよね?
ということで治療を始めました。
ゾワゾワの原因はお口の中に流れるガルバニック電流という微小な電流だと思われます。
お口の中に電位差が大きい異種金属が存在すると、唾液を介してお口の中が電池のようになり電流が発生して不快な感触が起こります。
アルミホイルを噛んでしまった時など経験した方もいらっしゃるかと思います。
これを歯科ではガルバニック電流と言いますが、そもそもは生体内で化学的に発生する電流全般を指す用語です。
歯科では一般にイオン化しやすい卑金属の歯科材料などが原因となりやすいと考えられています。
患者様のお口の中には何本も金銀パラジウム合金(保険診療で入れるいわゆる銀歯)と思われるの詰め物や被せ物がありました。
銀歯全てが原因とも考えにくいですし、全てをセラミックやレジンというプラスティックに取り替えるのは、時間的にもまた歯を削る量的にも適切とは思えませんでした。
また患者様は顎関節症であったので、噛み合わせの急激な変化を起すことも避けたいと考えました。
そこでOリングテストを使って原因歯の特定を試みまたところ、金銀パラジウム合金の冠が入った下の奥歯の一本にOリングがネガティブな結果を示しました。
患者様によく説明と相談をして同意を得た上でこの冠を外し、プラスティックの仮歯に変えました。
更に義歯の問題箇所もOリングテストで同定し、バネの露出した部分を一箇所ブラスチックで覆うと義歯装着時のゾワゾワはなくなりました。
治療後、お家で試しに金属スプーンで食べていただきましたが、こちらも大丈夫とのことでした。
金属、特に卑金属はイオン化(腐食)が起こりやすく、それが外部からの異種金属と反応して唾液を介してお口の中の電池状態を作り出すので、また残りの金属のどこかが変化して原因になる可能性はありますが、最小限の治療で不快事項を改善できたのは、Oリングテストで特定できたおかげかと思います。
他にも電磁波や舌への刺激なども診査をしましたが
こちらは大きな問題はなく、現在のお口の中の環境に馴染み、落ち着いたら仮歯を最適な材料で最終的な冠に変える予定です。
(※ご紹介した治療結果は一例であり、全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。)
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