こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
私は昨年から脳歯科の認定講師として、脳歯科の勉強会の講師をしています。
 
 
認定講師は脳歯科認定医となって、一定年月の経過やセミナー参加、症例報告などの条件が満たされるとなることができます。
講師の認定は1年ごとで、常に知識と技術をアップデートをすることが義務付けられています。
認定講師になることで自分で脳歯科セミナーの開催や、大きなセミナーの講師陣として参加することが許可されます。
 
 
先日無事にまた更新をすることができました。
 
更に学び続けて、更新が途切れないようにしたいと思います😊
現在の脳歯科認定講師としてのメインの仕事は東京脳歯科セミナーの講師です。
脳歯科の知識や技術を習得したい歯科医師を対象に月1回、6回連続のセミナーです。
講義だけではなく、参加者相互で行う実習もあり、早い段階から日々の診療に取り入れられるようなカリキュラムになっています。
私が学び始めた頃の脳歯科セミナーは神戸のみの開催でしたので毎月神戸通いをしていました。
昨年から東京コースができて、東日本の先生方も通いやすくなりました。
東京コースには関東近県だけでなく、北海道、東北、四国の先生もご参加いただいていて、脳歯科に関心を持たれる先生が全国にいらっしゃることを嬉しく思います。
おかげさまで、秋からの東京脳歯科コースは3期目開催も決まり、毎回定員を超えるお申込をいただいています。
全身と自ら行う歯科治療の関連を見出して、臨床をやりたいと思う先生がこんなにいらっしゃるのかと時代の流れを感じます。
昨今ではオーラルフレイル、摂食嚥下などを見据えた治療の必要性も認識が広まっていますし、
削って詰める、被せるという口腔内で完結していた昔とは隔世の感があります。
身体に負担のない、最小限の侵襲で、全身を見据えた歯科治療ができる脳歯科が、ますます広まるように務めていく所存です。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間を時間をお取りします。
ご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
眞美デンタルオフィス
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
これから(連続にはならないかもしれませんが、)数回に分けて脳歯科外来の治療から、歩行や立ち座りの具合が悪かった方々のお話をしようと思います。
「膝が悪くて庇っていたら腰が痛くなった」というお話は何となくわかるような気がしませんか?
わかるわかる!負担が来てしまうのよね!
と思われるかもしれません。
負担?ということは繋がってることですよね。
あまり良い例えではないかもしれませんが、一家の大黒柱が大きな負債を抱えることで家族は生活が一変します。
でも見ず知らずの他人には何も負担はありません。
このように繋がってなければ負担はかからないわけです。
膝が悪くて腰が痛くなったら、まずは膝の治療。
といういうことは、比較的わかりやすいですが、中にはあちこち痛んでどこから手を付けてよいかがわかりにくい方も多いです。
当院での一例をご紹介します。
60代 女性
背中側のお尻の周りに歩行時の痛みがあり、時には座っていても痛いとのこと。
医科にも受診されているのですが、口の中も関係しているかも?と思われて脳歯科の治療を希望され来院されました。
転んだなど特に思い当たることはなく、だんだん痛みが増してきたそうです。
脳歯科の診査では必ず肩の柔軟性、股関節の柔軟性や痛みを調べるので、この方にも行いますと、
・肩の柔軟性は特に問題がありません。
・足の挙上は
左足約80度 痛みは感じない。開脚で倒すと多少の違和感あり。
右足約90度 左より上がらないが痛みは感じない。
座ったり歩くのが痛いとのことてしたが治療ベッド上で寝た状態でこのような動きでは痛みは出ませんでした。
・筋力検査では左側の腕も足も力が著しく低下している。
右は力の低下はなく強い。
・立っていただき体を左右横押すと、どちらからでも軽い力でも簡単にふらつく。
Oリングテストで原因となっている部分(この場合は左上の奥歯の側面)を特定してわずかに調整をすると、右上の歯の調整をしてすぐに腕の筋力は戻りました。
足は8割くらいの回復。
横から体を押してもふらつくことはなくなりました。
しかしまだ足の筋力が完全ではないので更に調整を行います。
この時点では右腰にOリングテストのマイナス反応が出て、右足挙上で左の鼠径部に違和感が出てきました。
ここでOリングテストで反応が出た右上の歯を数秒調整。
ここで足を上げても違和感がなくなり、この日の治療終了としました。
約一ヶ月後、2回目の来院時には歩行時の足の痛みはなくなったとのことでした。
検査でも筋力低下などは見られませんでしが、足の挙上時に僅かに違和感があったのでたので追加の調整は行いました。
この方の場合初診時は
・立って、座るという体重が乗った状態で、痛みや外力に対して踏ん張りが効きませんでした。
・仰臥位で左側の筋力低下が見られました。
初回の治療でお尻の周りに関しては全く触っておらず筋力向上をしました。
しかし筋力が戻ったことで左右のバランスがとれて、歪んで圧迫されていた箇所がなくなったことが、痛みの消失に繋がったのではないかと考えています。
筋力を上げれば痛みが消えると最初からわかっていたのではなく、体の反応をOリングテストで調べながら口腔からアプローチして出た結果です。
繋がっているからこそ身体が治す道筋を導いてくれたということです。
(※この治療は一例であり、全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。)
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間を時間をお取りします。
ご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
眞美デンタルオフィス
カテゴリー: 全身をととのえる歯科治療〜脳歯科ブログ,脳歯科でできること
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
今朝の地震には驚きましたね。
ちょうど私は起きて、コーヒーを飲んでいたところでしたが、最初にグラっとゆれてそれから少しの間をあけて大きく揺れたように感じました。
驚いて目が醒めた方も多かったのではないでしょうか?
我が家ではパソコンの台にぶら下げてあった小さな飾りが落ちました。
日本全体が揺れているので、再度防災を見直さなければと思っている次第です。
さて今日は港北区役所福祉保健センターで1歳半児健診の歯科担当当番として多くのお子様のお口の中を拝見してきました。
健診をすると、昔に比べると虫歯は激減したということを実感します。
特に1歳半健診では記録に虫歯でチェックを入れることは半日やっていて殆どありません。
皆無の時もあります。
保護者の方もとても熱心で歯磨きのこと、歯並びのことについて質問をいただくことも多いです。
1歳半では乳歯が生え揃っているか、あと一本で揃う状態です。
その時点でまだ矯正が必要かどうかは判断できませんので、確実なお答えをすることはできません。
しかし、ちゃんと噛んでいること、良い姿勢で飲みこむことはお口の中の発達にはとても必要です。
私はなるべく前歯を使って噛み切り奥歯で潰すという食べ方が大事だと思っています。
なのでなるべく大きめの切り方をして食卓に出すことをおすすめしています。
大きめだったり、長めだったりするように切ってください。
無理やり硬いものを与えなくて大丈夫です。
普段食べている物へのひと工夫で良いと思います。
小さくすると食べやすくて、いきなり奥まで食べ物を入れて噛むことができてしまうので、前歯を使うことなしに食事が終わってしまいます。
骨は適度な負荷を加えることで発達するので、前歯に力がかからないと前歯周囲の骨が成長不足となります。
結果的に歯が並ぶのに必要なスペースが足りなくなってしまいます。
そうなると、空きスペースに何とか生えようとした歯は、まっすぐに並ばず歯並びが乱れてしまうのです。
離乳食が始まってまだ1年ぐらいの段階ですので、食べ方を気をつけることで身体は変わっていくと思います。
お子様のごはんを作る時にぜひ意識してみて下さいね。
カテゴリー: スタッフブログ
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
ゴールデウィークはお天気に恵まれて、良かったですね。
皆様はどのようにお過ごしでしょうか?
私は1日だけ少し遠出をして趣味の1つ、神社巡りをして来ました。
その行程の中、30分ほどでしたが大きな岩をよじ登ったり、岩の狭い隙間を滑り降りたりという難所も超え、なかなかスリリングな参拝となりましたが、普段はできない貴重な時間を過ごしました。
さて今日は先日書いたお口の中の詰め物、被せ物の影響についての続きです。(過去記事はこちら。
https://www.mamidentaloffice.jp/blog/brain/859/)
今日は具体的に当院での治療経過についてお話しようと思います。
以前より当院で一般の歯科治療をされていた患者様です。
ある日通常の治療でおいでになったのですが、ここ3日ほどよく眠れないほど舌が痛いとのことでした。
まず舌を拝見しても特に炎症症状は見られません。
舌痛症を疑い原因の部位をOリングテストで特定して、上の歯の内側にわずかに調整を加えると、すぐに痛みが消えました。
これで私も患者様も安心していたら、それから数週間後にまた痛みが出てきたとのことで急患で来院されました。
今度は再度調整をしてみても痛みが完全には引きません。
更に調べてみると顎関節症の筋肉の痛みが併発しているようなので、頭と顔のツボに鍼治療を行ったところ、また痛みが瞬時に軽くなりました。
しかし他の重篤な疾患が隠れていないかを確認するため、大きな病院の口腔外科を受診いただき、やはり顎関節症の筋痛と舌痛症との診断で当方と一致しました。
その後最初の強い痛みを10とすると3ぐらいまで痛みは引いていましたが、ゼロにはなりません。
2月ほど経ってから、再度Oリングテストでお口の中を調べると、一本の上の奥歯の詰め物に反応が出ます。
その金属は他にも何本か入っているのですが、そこだけが反応するのでその旨をおつたえしたところ、患者様は詰め物の取替を希望されました。
そこで患者様に合う材料をOリングテストで選び(この方の場合はゴールドでした。)
詰め物を外し新たに作った詰め物を装着たところ、
ようやく痛みは消失し、先日来院された時はゼロになったとのことでした。
いつも最初に書いている通り、当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
今回は、レントゲンなどの検査、診断、脳歯科、鍼治療、そして通法に則った詰め物の治療と各方面からアプローチをして、辛いお痛みが治癒できました。
痛みの原因が舌と顎の2つあったことで少し治療を長引いたのかと思いますが、詰め物の取替を思いきって行ったことで完全に痛みを抑えることができました。
やはり詰め物の材質による影響は無視できないなと思った次第です。
これからも私が持っている引き出しから最適な方法を組み合わせて治療を行って行きたいと思います。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間を時間をお取りします。
ご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
眞美デンタルオフィス
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