Dr.マミの歯のブログ

麻疹(はしか)の時に出るお口の症状

2024年3月14日 (木)

こんにちは。
 
 

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

今日は麻疹(はしか)のお話です。

麻疹(はしか)が流行の兆しというニュースを度々目にするようになりました。
 
 
 
 

麻疹(はしか)は、ウイルスによって引き起こされる伝染性強い感染症です。通常、発熱、発疹、せき、鼻水などの症状が見られます。
 
 
 
 

私は4歳ぐらいの時にかかったのですが、発疹が身体中にてきたのと、とにかく口の中が痛かったという記憶と、発熱もあって1週間ほどは普通の生活に戻れなくて退屈だった覚えがあります。
 
 
 
 

ワクチン接種で感染を防ぐことができますが、先日ワクチン接種での免疫力は30年ほどで低下してしまうようです。
 
 

実際にかかっている場合は生涯免疫が獲得されるとのことでした。
 
 

ということは、実際にかかった私は大丈夫なのかなと思っています。
 
 
 
 

麻疹(はしか)の発症前後に、9割の人のお口の中にコプリック班という粘膜の発疹が出ることが知られていて、麻疹(はしか)の診断の指標の1つになっています。
 
 

私達が学生時代には、歯科医師として覚えておくべき大事な症状の1つでした。
おそらく今もそうだと思います。
 
 

コプリック
 
 

出典:Centers for Disease Control and Prevention
 
 
 
 

コプリック班は発症2日前ぐらいに現れて、発熱などの症状が出てくると数日で消えてしまいます。

 
 
そしてコプリック班は以前は、麻疹(はしか)特有の症状とされていましたが、風疹などの他のウィルス感染でも見られる場合があることが近年報告されています。

感染発症して数日でコプリック班がきえても上顎に粘膜の炎症などが出現することもあるので、食事に痛みを伴うこともあります。
 
 

私も自分がかかった時に母が奮発してメロンを買ってきてくれたのですが、喜んで食べたら激痛であまり食べられなかったのを覚えています。
今でも覚えているくらいなので、よっぽど残念だったのでしょう笑
 
 
 
 

初回に感染した場合は、不顕性感染(感染しているにもかかわらず、典型的な症状が現れない状態。)はなく、100%発症するということです。
 
 

麻疹(はしか)は予防接種によってほとんど予防できる病気ですが、重症化する場合もありますので、無理は禁物です。
 
 

今は多くの方が幼い頃に3種混合ワクチンの接種もされているので、大丈夫な方も多いとおもいますが、私自身は
とにかく辛かった記憶があるので、大流行にならないことを祈ります。


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