こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
本日は脳歯科関連のお知らせです。
昨年11月26日(日)から始まっていた東京脳歯科コース第3期が全5回を終了いたしました。
1期から講師として参加しております。
今期から講師は1人増員となり、新神戸歯科名誉院長 藤井佳朗先生以外4人の講師が皆様の学びのお手伝いをさせていただいています。
最終回は終了試験もあり、実技のチェックを藤井義朗先生から受けた上で、終了認定がされ、最後に終了証が手渡されました。
東京脳歯科コース3期は、コースを通して
・脳歯科の概念についての講義と相互実習
・それに加えて今回からは宿題の動画提出プラス講師からの個々のフィードバック
・受講生LINEグループでは連絡事項、復習用レジュメや復習用動画閲覧をお送りし、セミナー内容の定着を目指しました。
質問にも随時講師がお答えしています。
・LINE以外に5回のセミナー期間中は各回ごと次回までの間に一回のZOOMミーティングがあり、前回の内容についてのまとめや動画を見たアドバイス、質疑応答などを行います。(自由参加)
このような学びを継続された受講生の先生方は開始した第1回目に比べて手技やOリングテストの精度が別人のように身についていただけたと感じました。
講師としては嬉しい限りです。
本コース5回終了後、翌月には、実際に医院の診療システムに取り入れるための問診や医院内の工夫などをお伝えするアフターフォローのためのセミナーを一回行います。
今回は4月の中旬に予定しております。
ここではより実践に近い設定で1日実習を行います。
以上のようにコース期間中の6ヶ月でご自身の医院に脳歯科メソッドが取り入れられるようになっていただくことが目標です。
今後はコースを修了された全先生方を対象に年に数回のアップデートセミナーを開催しておりますので、参加していただいて最新の情報をお伝えします。
コース修了後に脳歯科の認定医になるための発表や論文のお手伝いも継続いたします。
脳歯科コースは神戸と横浜で開催されています。
今期も多くの先生方にご参加いただき、好奇心と活気があふれるセミナーになっていす。
コース終了された先生方からもまた新たにお知り合いの先生方をご紹介いただき感謝しかありません。ありがとうございます。
ますますセミナーを進化させて行きます。
よろしくお願いいたします。
4期募集中です。皆様のご参加をお待ちしています。
https://tokyobraindental.com/2022/01/18/post-22/
カテゴリー: 全身をととのえる歯科治療〜脳歯科ブログ,脳歯科関連のお知らせ
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
今回は以前にお話したスポーツ用マウスピースを実際に外来で製作、装着した時のお話です。
そのブログ中https://www.mamidentaloffice.jp/blog/brain/1492/にも書きましたが、選手によってはパフォーマンスの向上を期待してマウスピースの製作と調整を希望される方もおいでになります。
これはスポーツ用マウスピース本来の目的ではありませんが、口の中の刺激や顎の位置によって身体的パフォーマンスが上がることがあることも報告されています。
今回も脳歯科の観点かパフォーマンスの向上を目指した調整を行いました。
・お口の中でマウスピースを入れることにより、その厚みの分だけ噛み合わせの高さは変化します。せっかく作ってもその変化が身体のパフォーマンスを下げてしまわないか?をシリコンの板を用いて検査します。
この厚みは、0,5mm程変化すると全く違う影響があります。
厚みを変えながら1番良い厚さを探ることもあります。
・前回も書きましたが、実は色もパフォーマンスに影響を及ぼします。
競技規定で色が指定しない場合は、最適なカラーを選択します。
色彩が身体や心の健康に与える影響を利用するためです。
色は様々な光の反射が目によって捉えられ、それぞれの色と認知されるのはご存知の通りです。
色からは光の波動が出ているので、そこで何かしらの変化を身体に与えると考え、色の選択も重要なポイントと思います。
・装着時は身体のバランスの診査、関節の柔軟性の変化など通常の脳歯科の検査、握力の変化、筋力の変化、加えて例えば片足を上げる、片足を踏み出すなど競技特有の重要な動きをした時の安定性なども診ます。
Oリングテストでそれぞれの動きを妨げている箇所を特定して、切削などの調整を行います。
これで実際に使っていただいて、また微調整を行います。
本当はフィールドや体育館に行き、その場で動いてもらって調整できると1番良いと思います。
この度の競技はキックボクシングでしたので、初回は片足を引き上げる時の体軸の安定性を中心に調整しました。
マウスピースの側面の膨らみの僅かな調整でもご本人が驚くほど、身体の安定性は変化しました。
途中、逆にぐらつくこともありましたが、更に調整を進めてあらゆる角度で安定を得るようにしました。
大体ここまでで、1時間でしたので1回目の調整は終了としました。
他にも相手の攻撃を避けるフットワーク、しゃがむなどの動きについて、腕の力などは実際に使っていただいて、また重ねて調整をしていきますが、良い結果となるよう私も一緒にFightしていきます。
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。
このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。
眞美デンタルオフィス
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
今日は麻疹(はしか)のお話です。
麻疹(はしか)が流行の兆しというニュースを度々目にするようになりました。
麻疹(はしか)は、ウイルスによって引き起こされる伝染性強い感染症です。通常、発熱、発疹、せき、鼻水などの症状が見られます。
私は4歳ぐらいの時にかかったのですが、発疹が身体中にてきたのと、とにかく口の中が痛かったという記憶と、発熱もあって1週間ほどは普通の生活に戻れなくて退屈だった覚えがあります。
ワクチン接種で感染を防ぐことができますが、先日ワクチン接種での免疫力は30年ほどで低下してしまうようです。
実際にかかっている場合は生涯免疫が獲得されるとのことでした。
ということは、実際にかかった私は大丈夫なのかなと思っています。
麻疹(はしか)の発症前後に、9割の人のお口の中にコプリック班という粘膜の発疹が出ることが知られていて、麻疹(はしか)の診断の指標の1つになっています。
私達が学生時代には、歯科医師として覚えておくべき大事な症状の1つでした。
おそらく今もそうだと思います。
出典:Centers for Disease Control and Prevention
コプリック班は発症2日前ぐらいに現れて、発熱などの症状が出てくると数日で消えてしまいます。
そしてコプリック班は以前は、麻疹(はしか)特有の症状とされていましたが、風疹などの他のウィルス感染でも見られる場合があることが近年報告されています。
感染発症して数日でコプリック班がきえても上顎に粘膜の炎症などが出現することもあるので、食事に痛みを伴うこともあります。
私も自分がかかった時に母が奮発してメロンを買ってきてくれたのですが、喜んで食べたら激痛であまり食べられなかったのを覚えています。
今でも覚えているくらいなので、よっぽど残念だったのでしょう笑
初回に感染した場合は、不顕性感染(感染しているにもかかわらず、典型的な症状が現れない状態。)はなく、100%発症するということです。
麻疹(はしか)は予防接種によってほとんど予防できる病気ですが、重症化する場合もありますので、無理は禁物です。
今は多くの方が幼い頃に3種混合ワクチンの接種もされているので、大丈夫な方も多いとおもいますが、私自身は
とにかく辛かった記憶があるので、大流行にならないことを祈ります。
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
今日は脳歯科の治療の時にほぼ必ず行う「四方八方」と呼ばれる検査についてお話をします。
すでに脳歯科の治療を受けたことのある方は、「あー、あれね」と思われると思います。
患者様に足を肩幅ぐらいに開いてまっすぐ立っていただき、術者(私)が腰のあたりを右、左、正面、後から軽く押すという検査です。
4方向が基本ですが場合によっては斜め方向からも力を加えることもあるので、合計8方向で行うこともあります。
更に加えて口を開けていただいたり、食いしばっていただいたり、頭を上に向けて天井を見る、下に向けて床を見るという状態で行うこともあります。
これを行うと、多くの方は特定の方向では全く態勢を維持することができずに、簡単によろけてしまいます。
これは何を意味しているのでしょうか?
押された反対側の筋力が不足しているということも考えられますが、私達が見ているのは押される力に瞬時に対抗して重心を移動させるという脳の反射が適切に働いていないのでは?ということです。
本来、ある方向から力が加わっても人間はそこで瞬時に重心の移動をしてよろけないように耐えることができます。
ところが脳の反射が何らかの原因で発動しにくくなっているために、よろけてしまうと考えます。
脳幹の中脳では体の動的バランスを調節し、足元がつまづいた時に
も反射的に立ち直ろうと体が敏捷に反応してくれます。
この働きがうまく行っているか否かをこの四方八方テストで見ています。
更にそれが口の中に反射を阻害する要因があるのかを特定するため、頬や唇などに軽く圧を加えて押してみます。
するとますます力が入らず、更に簡単によろけてしまうことがあります。
これはOリングテストと同じ原理で、人間は身体にとって不快な刺激が、加わると筋力が低下してしまうことを利用した診査です。
また、脳歯科には「場の調整」という概念があります。
物理的な身体そのもの
だけではなく、その人の周囲にある目には見えないものの乱れも不調につながっているという考え方です。
東洋医学で言うところの「気」やチャクラ、西洋的に言うとオーラなどもこれに含まれます。
こちらも整えるために、色や調整した海洋深層水などを使うことで、このふらつきがなくなり安定することもあります。
目に見えるものだけで私達は動いているのではないと実感する瞬間です。
やる気、元気、陽気、気合い、邪気など普段でも使う言葉の中にも沢山含まれています。
そしてこれらがあることで良く動けたり、反対に欠乏したら気持ちが沈んで活発さが失われたりと身体の動きまで左右しているのは何となく感じていらっしゃるのではないでしょうか?
横道に逸れてしましたが、検査については
続けて肩の柔軟性(可動域の検査)、整体ベッド上で足の挙上や股関節の屈曲などを調べて行きます。
これによって更に口の中の不快な部分をOリングテストで特定し、歯や粘膜の調整を行います。
再び立っていただいて、あらゆる方向から力を加えてもふらつかず、揺るぎ無く立っていられる状態になっていただければ、全身の調整は終了です。
「ちゃんと立てている感じがする。」
「足の裏全体で床に接している気がする」
という感想をおっしゃる方が多いです。
このように全身を整えることで、最終的なピンポイントの原因に集中することができますので、ここからは不調部位に合わせた細かい調整をお口の中や頬粘膜などに行っていきます。
ドアの建付けが悪い時に、ドア枠やドアの縁を削って直したとしても、家自体が歪んでいたら、またドアは閉まりにくくなります。
これと同じで全体から細部へと治療を進めることで根本的な解決を図ることが脳歯科治療の基本です。
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。
このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。
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