こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
今回は以前にお話したスポーツ用マウスピースを実際に外来で製作、装着した時のお話です。
そのブログ中https://www.mamidentaloffice.jp/blog/brain/1492/にも書きましたが、選手によってはパフォーマンスの向上を期待してマウスピースの製作と調整を希望される方もおいでになります。
これはスポーツ用マウスピース本来の目的ではありませんが、口の中の刺激や顎の位置によって身体的パフォーマンスが上がることがあることも報告されています。
今回も脳歯科の観点かパフォーマンスの向上を目指した調整を行いました。
・お口の中でマウスピースを入れることにより、その厚みの分だけ噛み合わせの高さは変化します。せっかく作ってもその変化が身体のパフォーマンスを下げてしまわないか?をシリコンの板を用いて検査します。
この厚みは、0,5mm程変化すると全く違う影響があります。
厚みを変えながら1番良い厚さを探ることもあります。
・前回も書きましたが、実は色もパフォーマンスに影響を及ぼします。
競技規定で色が指定しない場合は、最適なカラーを選択します。
色彩が身体や心の健康に与える影響を利用するためです。
色は様々な光の反射が目によって捉えられ、それぞれの色と認知されるのはご存知の通りです。
色からは光の波動が出ているので、そこで何かしらの変化を身体に与えると考え、色の選択も重要なポイントと思います。
・装着時は身体のバランスの診査、関節の柔軟性の変化など通常の脳歯科の検査、握力の変化、筋力の変化、加えて例えば片足を上げる、片足を踏み出すなど競技特有の重要な動きをした時の安定性なども診ます。
Oリングテストでそれぞれの動きを妨げている箇所を特定して、切削などの調整を行います。
これで実際に使っていただいて、また微調整を行います。
本当はフィールドや体育館に行き、その場で動いてもらって調整できると1番良いと思います。
この度の競技はキックボクシングでしたので、初回は片足を引き上げる時の体軸の安定性を中心に調整しました。
マウスピースの側面の膨らみの僅かな調整でもご本人が驚くほど、身体の安定性は変化しました。
途中、逆にぐらつくこともありましたが、更に調整を進めてあらゆる角度で安定を得るようにしました。
大体ここまでで、1時間でしたので1回目の調整は終了としました。
他にも相手の攻撃を避けるフットワーク、しゃがむなどの動きについて、腕の力などは実際に使っていただいて、また重ねて調整をしていきますが、良い結果となるよう私も一緒にFightしていきます。
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。
このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。
眞美デンタルオフィス
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