Dr.マミの歯のブログ

夏バテと漢方薬、食の養生

2023年8月31日 (木)

こんにちは。
 
 

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。

当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
 
 
 
 

前回に引き続き、高校野球の話題で恐縮ですが眞美デンタルオフィスの地元にある慶應義塾高校が甲子園で優勝しました!
 
 
日吉の街は優勝の喜びに沸いています。
 
 
 
 

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ちょうど夏休み期間でもあり、度々TVで慶応をはじめとした試合を観戦していました。
 
 
今年から熱中症対策としてクーリングタイムが設けられて、10分間で体温を下げたり水分補給をすることができていました。
 
 
 
 
それにしても炎天下、緊張の中で試合をするのはどれだけ体力を消耗することか、老婆心ながら心配しつつ、試合の行方を見ていました。
 
 
応援団の方たちも同じですね。炎天下で楽器を演奏したり、声を出したり、単に座っているだけでも大変なことです。
 
 
ちなみに私は以前、甲子園の観戦に行って軽い熱中症にかかってしまい、頭痛が辛かった覚えがあります。気をつけて水分はたくさん取っていたのですが。
 
 
幸いクーラーの効いたお店に入り、冷たいものを飲んで、すぐ回復しましたが、当時は今ほど熱中症の認識が薄く、思い起こせば熱中症だったのねという感じです。
 
 
 
 
普通に生活していても、この気温では熱中症も夏バテも隣り合わせという状態だと思います。 
 
 
高温で湿気でムシムシした中で体温も高めになり、体力が消耗します。

このような時は舌が赤くなります。
 
 
そして、熱が体内にこもった夏バテの薬としては清暑益気湯が用いられます。
 
 
暑さで熱が身体にこもるかと思えば、クーラーの中に1日中いるとからだが冷えて循環が悪くなり倦怠感を覚えることもありますね。
 
 
いわゆるクーラー病のように冷えによる不調が起こります。
 
 
 
 

この時は舌が白っぽくむくんでいることが多いです。
冷えた飲みものをガブ飲みし、お素麺や酢の物、サラダなどなど、冷たい食べ物を食べたりしがちです。
 
 
 
 
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 身体の中からの冷えも不調の原因です。冷えた飲料や冷たい食事ばかりでは胃腸の働きが低下します。
補中益気湯が有効かと思われます。
 
 
 
 
食事の面で言えば、

「脾は湿を嫌う」という言葉が養生訓に書かれています。
 
 
養生訓は1712年に儒学者である貝原益軒によって書かれた健康に関する本です。
脾=内臓は水分が多い状態を嫌うと述べています。
 
 
ましてや冷たいものばかりですと、想像しただけでもお腹を壊しそうですよね?
 
 
なるべく温かいものも意識して取るようにしたいものです。
 
 
 
 

私はお昼や夜は暑さに負けて、温かいものも食べたくないので、朝に温かいものを取るようにしています。
 
 
 
 
まだまだ残暑というより、猛暑という日が続くようです。
今年は例年にも増して暑い日が多く、長く厳しい夏になりそうです。
 
 
 
 
体調が悪くなる前の予防としても漢方薬、食の見直しがこの季節を乗り切るコツではないかと思います。


カテゴリー: 全身をととのえる歯科治療〜脳歯科ブログ,漢方

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