こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
前回はイップスと脳の誤作動について書きましたが、あれから更に調べていくとYouTubeの動画にたどり着きました。
それは二人でキャッチボールをしているのですが、1人が投げようとして肩の上まで腕が上がるとそこで動きが止まってしまいます。
そのまま数秒前に歩いて、やっと投球をすることができました。
投球をしていた人は軽いキャッチボールで練習中でもありません。
終始笑顔でしたので、痛みがある、ぶつける恐れがある、というわけではなさそうです。
また、広島大学の研究内容が大学のホームページに掲載されていました。
以下に内容の一部を紹介しま
イップスを発症しているアスリートと対象群に対し、センサーをつまむ力を調節する課題動作を行い、脳波測定を実施しました。その結果、イップスを発症しているアスリートが動作の開始や終了時に特有の運動制御を行っており、動作開始時には力を強くイメージする傾向があること、そして終了時には力の調節に多くの労力を必要としている可能性を示唆している。
以上
いつも行っているスポーツの動作ではなくても、力を調整する動作においてイップスの発症者は特有の脳の活動があるということです。
つまみを調整する動作にはコントロールの不安や、勝負に対する恐怖の感情はないはずですので、いわゆる心理的な圧迫は考えにくいと思います。
力のコントロールそのものの脳のメカニズムが障害を受けている=脳が誤作動をしているということではないでしょうか?
調べていくうちに、イップスを経験されたアスリートの方たちの手記や、インタビューも拝見しました。
トップアスリートに近くなればなるほど練習の中断や競争からの離脱を恐れて、治療に踏み切るまでに長い苦悩と葛藤があるということがよくわかりました。
しかし、治療までの期間が長びくことで問題が複雑化してしまうようです。
イップスの治療法として、未だ決定的な方法は確立されていません。
イップスの問題に取り組んでおられる研究者、医師、治療家の方々は多く、心理学的なアプローチや、整体、カイロプラクティックで筋膜、体軸などをターゲットとした治療法など様々な療法があります。そしてそれぞれに治癒に対する有効性は示されていました。
しかし私が調べた限りでは、歯科からのアプローチはとても少ないのが残念です。
脳と口、口腔及び周囲の神経は脳に近く、生理学的にも両者の関係は深いことは以前に書いたペンフィールドの脳地図からも明らかです。
脳歯科は脳の誤作動を是正して全身を健康にするということを1つの柱としています。
歯科からもイップスの解決に有効な治療ができるのではないかと考えています。
※治療結果は全ての方に共通するものではありません。
治療経過、結果については個人差があります。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般の歯科治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間をお取りします。
このためご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただき、時間を確保させていただけますようお願い申し上げます。
眞美デンタルオフィス
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