Dr.マミの歯のブログ

長崎市歯科医師会で講演をしてきました

2023年4月27日 (木)

こんにちは。

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 
 

先週の木曜日夜は長崎市歯科医師会にお招きいただき、1時間半のお話をする機会がありました。

 
 

以前大阪でセミナーをした時に受講された先生にお話をいただいたのですが、流行り病で中止となっていました。この度再度お声がけをいただき3年越しの実現となりました。
 
 

お休みの夜にも関わらず、会場、Web合わせて多くの会員やスタッフの皆様にご参加いただいてありがたかったです。

 
 
 

今回はメンテナンスと全身の健康についてのお題をいただきましたので、衛生士さんの参加も多く、熱心にメモを取られていたので、私の拙い話でも何か明日からお役に立てたら嬉しいなと思いながら話をさせていただきました。

 
 

全身ということで、少しだけ口腔の大切さをお伝えするべく脳歯科的なお話と動画も入れてみました。

Oリングをご存知の先生もいらっしゃって講演後にお声がけもいただきました。
 
 
 

講演にあたり、会長先生はじめ医療管理、学術の理事の先生に大変親切にしていただき心より感謝申し上げます。
また懇親会では会員の先生方と楽しくお話でき、思い出深い長崎の夜となりました。ありがとうございました。

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ダルビッシュ選手のお顔の変化

2023年3月16日 (木)

こんにちは。

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
 
 

当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
 
 

さて、いよいよ今日はWBCイタリア戦ですね。
これまでの日本チームは快進撃を続けていて、今夜も期待せずにはいられません。
 
 
打つ守るにそれぞれが高い技術を見せてくれて、選手全員がヒーローなんじゃないかと思います。
 
 
そのオールジャパンチームのまとめ役として、今回のWBCで注目されているのがダルビッシュ選手です。
 
 
技術的なこと、トレーニングのことなどを伝えることはもちろん、普段は違うチーム、違う国でプレイしているメンバーをまとめるのにとても大きな役割を果たして下さっているようです。
 
 
ダルビッシュ選手は高校の時から有名でしたが、特にアメリカに行ってからの筋肉の付き方はまるで別人のようてす。
 
 
腕、肩、そして首とその周囲のサイズは一回りどころか3回りくらい大きくなっています。
 
 
ボールのスピードや球質を上げるために、また怪我を防ぐために徹底した食事管理やトレーニングの成果ですね。
 
 
どうしても肩や腕、首の筋肉の発達に目が行ってしまいますが、先日ネットで高校時代のダルビッシュ選手の写真を見ました。
 
 
ひょろっとして精悍な顔つき、眼力の強さは変わらないなという印象でしたが、気づいたのは顎の形が全く違うことです。
 
 
最初は顎ひげのせいでそう見えるのかな?と思いましたが、画像をいろいろ検索したところ、やっぱり顎の下のラインの角度が全く違っています。
 
 
昔は斜め下にシュッとしたラインでしたが、今はもっと角度がフラットになりガッチリとした顎になっています。
 

 

噛み合わせがしっかり噛めるようになると筋肉が発達して顔貌が変わる、姿勢が変わるというのは、私も臨床で経験しています。
 
 
しかし、ダルビッシュ選手の場合は体を変えたら顔貌が変わったのではないか?と更に考えてみました。
 
あくまでも私の推測ですが、
 
 
・ダルビッシュ選手はもともと首スラッとが長いので、それだけ筋肉の量も多いところに肩や腕を鍛えたのでそれに見合う筋力が、繋がっている首にもついた。
 
 
 
筋肉がお互い伸びたり縮んだりすることで運動が起こるので、肩や腕に対して首も同等の力がないといけません。
 
 

・顎は首と繋がっているので、首の筋肉に見合うだけの筋肉が付き、筋力の刺激が顎の骨の発達を促した。
 
 

という流れで顔が変わったのかなと想像してしまいます。
 
 
今のダルビッシュ選手のお顔を見ていると、噛む力がものすごく強そうだなぁと
思ってしまいます。
 
 
普段は口から身体への影響ばかり考えていましたが、
逆の影響も強いのだと改めて気づきました。
 
 
さて今夜は大谷選手が先発ということですが、ダルビッシュ選手も継投で登板するのでは?と言われています。
素晴らしいゲームとなることを期待せずにはいられません。
 
 
日本チームの勝利を信じて、楽しみに応援したいと思います。

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日本歯科東洋医学会に参加しました

2022年10月23日 (日)

こんにちは。

横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

 

この土、日は日本歯科東洋医学会に参加してきました。

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この学会は歯科分野で行う東洋医学的な治療の臨床的、基礎的な研究発表を行っています。

その歴史は古く、日本歯科医学会の正式学会であり、

今回の学術大会も第40回めの開催となります。

 

 

鍼灸や漢方、ツボへの通電などを行って痛みの鎮静や顎関節症治癒の加速が見られた症例も多数発表されていました。

 

歯科と東洋医学が親和性があるというのは意外に思われるかもしれませんが、歯科は痛みと向き合う機会が多い医学です。

歯科医師の中には東洋医学を取り入れた治療を行っている先生が全国に多くいらっしゃいます。

 

歯科治療は西洋医学的には削る、抜く、切ると外科的側面が多いです。

 

 

その他にも顎関節の慢性の痛みや唾液の量、繰り返す口内炎など東洋医学的にアプローチすると効果を発揮する場面はたくさんあります。

 

 

 

 

 

当院でも歯肉の腫れや口内炎、顎関節症に漢方薬の処方を行いますし、ご希望があれば鍼治療も行います。

 

 

 

漢方がとても良く効いた時は患者様の方から服薬の期間を延長してほしいとご要望を受けることもありますし、鍼で顎が楽になったと言っていただくこともあります。

 

 

 

人の身体は皆さん同じではありません。

 

 

 

その方の体調全体が熱を持っているのか冷えているのか、体力が落ちているのか緊張が続いているのか。

 

 

 

 

西洋医学ではこの病気や症状にこの薬という局所に合わせた選択をしますが、東洋医学では上に書いたような全身から見た状態で薬を選択します。

 

 

 

 

そうすることで局所に合わせた西洋医学でカバーしきれない原因を抑えていくことができ、治癒を促進させることが可能になります。

 

 

 

 

 

例えばストレスで胃が痛くなっている場合、胃薬だけではまた痛くなることも考えられますよね。

その時には緊張を取り除く治療も必要となるはずです。

 

 

 

 

 

このように原因が遠くにある場合などは東洋医学的な治療が奏効することも多いのです。

 

 

 

 

私はなるべく選択肢を多く持ち、お一人お一人に合わせた医療を行いたいと思って東洋医学を治療のメニューに入れています。

 

 

 

 

 

もし、あまり西洋薬は飲みたくない、東洋医学的な治療についてお知りになりたいというご希望があります方はどうぞご相談下さい。

 

 

 

 

 

今回の学会では私がご指導いただいている脳歯科の主宰、新神戸歯科の藤井佳朗先生のご発表もありました。

 

「治療は体から場の治療へ」という内容で口演されました。

やはり原因は局所だけではないという内容です。

 

こちらにつきましては当院のもう一つのブログ、脳歯科ブログでいずれまた詳しく書かせていただきます。

 

 

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国民皆歯科健診について

2022年8月24日 (水)

横浜市港北区日吉本町 日吉駅近くの歯科医院 眞美デンタルオフィスです。

今年の夏は例年以上に暑い日が多かったようですが皆様体調は大丈夫でいらっしゃいますでしょうか?

新型コロナの感染者数も多く、何となく元気いっぱいの夏という気分で過ごせなかった方も少なくないと思います。

秋には過ごしやすい気温となって、秋晴れの下快適な日々が訪れることを願うばかりです。

本日は歯科健診のお話です。

6月のことですが政府が骨太の方針として「国民皆歯科検診」を行うという発表がありました.

口腔内の健康と全身の健康が密接な関係にあることが研究データーによって示されて久しく、健康保険の分野ではその重要性を国が認識していると思われる改定が相次いでいましたので.流れとしてはその延長線上にあると理解できました.

 

しかし.国民全員に歯科検診を義務付けるのは歯科医師としてもかなりの急展開と感じます.

 

実際来院された患者様達からも皆健診について結構ご質問をいただきました.

 

どこでやるのかしら?

ここに来るのとは別に受けるのかしら?

保健所に行くの?

 

などなど、いつもメンテナンスにいらしている方々ですので、関心も高いと思われます.

 

 

せっかくご質問いただいたのに申し訳ないのですが、市井の歯科医師としてはネットのニュースで知って驚いたというのが現実で、とても的確なお答えはできませんでした.申し訳ありません.

 

ただちょっと危惧することがあります.

 

口腔内の状態が悪いというとどんなことを思い浮かべられるでしょう?

 

虫歯.歯周病.歯石.歯肉炎、親知らず

歯が悪ければ入れ歯 インプラント

綺麗に保つという観点では 矯正、ホワイトニング、セラミック

 

これがほとんどの方のイメージだと思います.

 

 

よく見てみると全て口の中で完結していますね.

政府は医療費削減の施策として国民皆健診の方針を打ち出しました.

健康寿命の伸展によってう多くの人が最期を病院で過ごす期間を短くしたいということです.

それだけ口腔の環境が健康に与える影響が大きいために今回の決定がなされました.

しかも「国民皆」ですから若い時期から生涯の健康獲得に向けて取り組みが始まるという決定です.

 

食事の摂取をする能力から栄養摂取の充実→筋肉量の維持から運動機能の低下防止.国民に多い糖尿病は歯周病と深い関連があることがわかってきたので合併症としての腎機能低下による透析治療の回避、循環器疾患とも歯周病の関連性が言われています.

 

歯科健診の先の一つの選択肢として歯科治療がありますがその先には全身があるのです.

 

危惧というのはここで、「検診で虫歯が見つかったから治療します」だけでは私たちの役目を果たすことにはなりません.

歯を治して維持することや奥歯があることで認知機能が衰えない、体幹のバランスがとれり大切さ、歯周病菌が全身に与える影響などをお伝えしなければ、気が進まない歯医者に行く機会が増えるだけというネガティブな感覚だけが残ってしまうのでは?

本当は病気で長期入院よりも、出歩きたくても出歩けない状態よりも健康体のまま歯科の数回の通院で回避できる可能性が高まるなら?

 

 

それにしても日本全人口に対して健診を行うには?歯科医院をはじめ学校や職場、保健所、自治体の取り組みは大変なことだと思います.ワクチンの接種と同じくらいの大規模な取り組みになるのでしょうか?

国直轄の代表者会議や検討委員会においては現在議論がなされているとは思いますが、詳細な発表がなされるまでは一般の歯科医師は不明です.

 

いずれ制度が施行される様になった時に、全身の健康を維持するために健診に来ているという意識を持っていただけるように歯と体全体の関わりをできるだけ発信していこうと思います.

 

 

 

 

ところで私はこの文の中で「健診」という文字を使いました.「検診」では?と思う方もいらっしゃるかもしれません.

検診は特定の病気の早期発見を目的として行う診察や検査(がん検診など)で、健診は健康状態の確認と予防を目的とした健康診断のことです.

 

政府は健診という言葉を使っています.これは虫歯や歯周病の発見を目的としたものではないということでしょう.診査項目はどうなるのか?とても興味があります.

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大谷翔平選手のほっぺ

2022年4月21日 (木)

横浜市港北区 日吉駅近くの歯科 眞美デンタルオフィスです。

 

今日は一視聴者として見る野球の話題です。

 

大谷翔平選手は去年に引き続き、アメリカのメジャーリーグで活躍をされています.

私は日本ハムでプレイしている時からすごいなぁと思って、TVでプレイやインタビューなどを見ていますが、度々ほっぺを膨らませんている大谷選手の表情が印象的です.

 

 

クセなのかな?と思っていたのですが、先日バッティングの時の映像を見ていたらボールのインパクトの瞬間にもほっぺがものすごく膨らんでいました.

 

かつて世界のホームラン王と言われていた王貞治さんはバッティングで歯を食いしばるために奥歯がボロボロになったという話は有名です.

 

 

ボールをより遠くに飛ばすために歯を食いしばって全力でバットを振り切っていたのだと思います.

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ではほっぺを膨らませるとどうなるでしょう?実際やってみると、絶対に食いしばるこ

とはできません.

それでも大谷選手は昨年メジャーリーグでホームラン王争いに最後まで絡んでいたので

す.

 

食いしばることでどのような筋肉の変化が出るか考えてみました.

 

まず頬から肩、肩甲骨周囲にかけての筋肉が連動して緊張します.

 

 

実際にバッティングのような動きをしてみると、食いしばらない方が可動域が大きくなりますので体の回転をする時に使う腰につながる筋肉も食いしばることで緊張しているのだと思います.

 

 

ネットで検索してみると、息を吐くというのがバッティング時筋肉の力を最大限に出す1つのポイントで、イチロー選手もほっぺは膨らませていませんが、口を開いている画像がいくつも上がっていました.

 

 

過度な筋肉の緊張でパフォーマンスを下げてしまうのを防いでいるのだと思います。

 

そして意識的に大谷選手もイチロー選手も力のコントロールに口の動きを使っているようです。

このように口の動きは身体に繋がっているんだということがわかります。

 

 

笑うと体の緊張が消えるということで、オリンピックの選手がゲーム中に意識的に笑顔を作っていたということも聞いたことがあります。

 

リラックスするために笑うのではなく、笑うことでリラックスする、笑顔が先なんですね。

ここでも口はニッと動いています。

 

 

 

夜間の食いしばりや昼間の食いしばりが身体の緊張を生み出している事はこの真逆の現象とも言えると思います。

 

 

 

体をリラックスさせている方が本来の動きができるなら、食い縛っていることで上半身を緊張させてしまうのはあまり望ましくないことです。

 

もうひとつ付け加えるなら、常に食いしばっていると頬の筋肉はとても硬くなり、当院で行なっている脳歯科治療的な観点で言えば内側の頬粘膜が歯の凹凸と密着して自覚のない嫌な刺激が脳に信号を送り、運動機能や反射機能に影響を受けることも考えられます。

 

 

 

また食いしばることで頭部の緊張で頭痛なども起きやすくなります。

 

 

 

口の回りを意識して緩めることは手足の運動とは違って、電車の中でも人知れず簡単にできます.

常に最高のパフォーマンスを発揮するために、ご自身のお口の中や周りをリラックスさせているか?

 

 

 

気づいた時にセルフチェックをされてみると良いかもしれません。

 

 

最後に余談ですが大谷選手は高校生の時マンダラチャートと言う思考法で野球の技術と

メンタルの進化を目指したと言います.

 

 

 

正方形を9個のマス目に区切って真ん中からテーマについての考えを広げて他のマス目に思考を展開していくという方法ですが、このノートはどんどん積み重なっていったようです.

 

大谷選手の実際のノートを解説したような本も読んだことがありますが、おそらく大谷選手の頭の中にはこういった論理的な組み立てが素早くできるようになっているのでしょう.

 

 

 

インタビューの際中でも何か言葉を発する前によくほっぺを膨らませているのを拝見しますが、膨らませて頭の中をリラックスさせながら思考を組み立て、最適な言葉を選んでいるのかなと思って最近は見ています.

 

 

 

打者としてのホームランもピッチングの球速も注目の的である大谷選手ですが、テレビで見るときにほっぺにも注目してみてください!

 

 

 

 

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