こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り
入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
今日はタイトルのように筋力は鍛えないと強くならないのか?というお話です。
もし怪我などで痛みが続き、すっかり筋力が落ちてしまったらある程度回復を待って筋
トレをするのが一般的だと思います。
もちろん筋肉量を増やしたり、ボディビルなどで理想の体型を追い求めるためには筋ト
レは必要だと思います。
ではトレーニング=パワーかというと、これは違うのではないか?と脳歯科の治療をし
ているうちに思うようになりました。
それはなぜかというと、脳歯科の治療に当たり
・肩の関節、股関節、膝の柔軟性
・腕(肩)の力、大腿部の力
というのは、治療の中では必ず検査としてチェックします。
術前の大腿部の筋力チェックです。
上の写真では左足は私が全力で押しても足は下がりませんが、右足は私の力に負けて腰と垂直な状態が保てず下がってしまいます。
このような感じで体の状態を検査しています。
この方は一般の方で特別な運動はしていらっしゃいません。
そして
とても鍛えたスボーツマンでしっかりと筋肉のある腕でも、私と力比べをすると負けて
しまうような状態の方は沢山いらっしゃいます。
片方の手は私が全力で力をかけても全く下がりませんが、
反対側は垂直な状態を保てず下がってしまいました。
私の力に負けて腕が下がってしまうのです。
ちなみに私は現在は何も筋トレなどしていません。
学生時代はアーチェリーをやっていたので(何十年も前ですね?)若干腕の力は強いか
もしれませんが、普通の範疇です。
そんな私にガッチリしたスボーツマンが力比べが負けてしまうのは通常ちょっと考えら
れませんね。
しかし腕や肩を痛めた後なら仕方ないだろうなぁ。これからまたリハビリ、筋トレで強
くなるだろう。
これが一般の感覚だと思います。
私もそうでした。
しかし脳歯科の治療開始時に腕や足の力比べをして簡単に私の腕の力に負けてしまう方
でも、脳歯科治療のメソッドに沿って全身から口腔内の調整を行うと一回の治療後には
私が勝てないほど力が入ったり痛みが消えることは珍しくありません。
治療後の検査では
私が腰を入れて全力で押しても全く下がることはなくなり、力が発揮できるようになりました。
上腕部にもしっかり筋肉がついていますが、治療前は私の力に負けて腕が下がってしまいました。
わずか1時間ほどの治療で急に筋肉量が増えることは考えられませんので、何らかの原
因で本来持っている強い力がうまく発揮されていなかったということです。
何らかの原因とは?
脳歯科の治療は機能が低下している患部に直接何かをするのではなく間接的な作用であ
るので、これはあくまでも推測ですが運動機能を司る神経系で誤作動が起こっていた状
態が口の中を調整することで修正されたのではないかと考えられます。
もちろん、1回だけ治療をしても大きく改善が見られないケースもあります。
そういう時にはさらに原因を探って何回か治療をする事で改善していく形になることも
あります。
この方は極端に腕だけを使うスポーツではありませんが、全身のバランスから考えるとこのような不均衡は体軸の維持には良いことではありません。
体育会や実業団など本気でスポーツをやっている方には競技生活を続けていく上
で筋力低下は特に切実な問題だと思います。
怪我をして回復したはずなのに思うように力が入らない、いくら辛い筋トレをしても筋
力が上がらないという方もいらっしゃると思います。
もしそれが誤作動のせいだとしたら時間をかける事なく改善できるかもしれません。
方向性の違う対処法を検討されても良いのではないかと思います。
よろしかったら一度ご相談下さい。
眞美デンタルオフィス
https://www.mamidentaloffice.jp/braindentistry/
カテゴリー: 全身をととのえる歯科治療〜脳歯科ブログ,脳歯科でできること
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
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当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
今日は四十肩・五十肩のお話です。
当院の患者様の中に四十肩・五十肩で長期間お困りになっている方は多いです。
普通の歯科治療をしている時は腕を上げていただくこともないので支障はないのですが、歯ブラシの練習などで鏡をお持ちいただく時に「今五十肩で腕が上がらないのよね」とおっしゃったり、治療が終わってから、「これから肩の治療なのよ」とお話いただいて、初めて気づくことが多いです。
一般的に言う四十肩・五十肩は肩関節周囲炎という名称ですが、炎症部位は肩の腱や上腕の筋肉など炎症部位は様々で、それらをまとめての総称です。
長い間炎症が続くと、痛いだけでなく、組織が肥厚して関節の動きを妨げて肩の可動域が狭くなり腕が上がらなくなると言われています。
治療中に話が四十肩・五十肩に及ぶとネックレスが留められずとても不便、お台所で上の棚から器を出すことができずいちいち踏み台を使わなければならなくて不便・・と一気に日々のお困りごとを話して下さいます。
「それ、もしかしたらお口の中の調整で改善するかもしれません」
私がそうお伝えすると、皆さん例外なく???!!というお顔をされます。
それはそうですよね、病院や治療院に定期的に通って治療を受けて、やっと水平まで上がったとか腰まで腕を曲げられるようになったという方々です。
でも、よくよくご自身の体を思い浮かべてみると頭から首、肩、背中、腰、脚と全部繋がっていますよね。
例えば川の上流の山汚染物質が流れ出したら下流にどんどんそれが流れます。
中流や下流でいくらかき集めても、上流の流失を止めなければいつまでも水は清浄にはなりません。
それと同じで、お口の中の原因が肩に影響を及ぼしているということがあるのです。
さて、???となった患者様にお口の中を見てもいいですか?とお聞きすると、とにかく困ってるから何でもやってみる!とおっしゃいます。
ここからが脳歯科的な対応になるのですが、肩に影響を及ぼしている場所がお口の中にあるか、調べていきます。
お口の中に関連なしということもありますので、そうなると歯科医の出番ではありませんので続けません。
もし関連があると検査で出たら、その箇所を絞り、研磨程度の僅かな調整をします。
するとそれだけで手が上がるようになることは、めずらしいことではありません。
大抵通常の歯科治療の後で時間がないのでそこで終わりますが、後日改めて時間を取って全身から全て調整をすると、更に腕が上がるようになり喜んでいただけます。
結果に個人差はありますが、その場で改善が見られることが多いです。
喜んでいだけた患者様からご報告をいただいたので、一部ご紹介させていただきます(ご本人様に承諾をいただいております)
ここからご感想
昨夜は久しぶりに熟睡しました!肩痛くなく、気持ち良く朝目覚めました!感謝感謝です。
楽になるのは本当にありがたいことです。私はあんまり辛いとか痛いとか言いたくないタイプですが、ここ半年は本当に熟睡できず、不快でした…感謝。
以上
この方は60代の女性の方で半年間頑張っても腕が水平にしか上がらず、就寝中も肩が痛くて寝返りをうつと目が覚めていらしたそうです。
寝不足で日々の生活も疲れやすかったとのことで、これで元気な日々が戻っていただけたら、私としてもこんなに嬉しいことはありません。
この方は1時間の脳歯科治療を2回受けられました。
もし、長い間四十肩・五十肩でお困りでしたら、お口の中からのアプローチで改善するかもしれません。
宜しかったらぜひ1度ご相談下さい😊
眞美デンタルオフィス
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こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
東洋医学については漢方、鍼灸などイメージはし易いと思われますが、脳歯科というのは全くイメージがわかないのではないでしょうか?
脳歯科とは新神戸歯科の藤井佳朗先生が提唱されている治療方で、口腔内の有害な刺激を取り除くことで脳の機能を向上させ、全身の不調を改善することを目的とした治療法です。
治療の中で欠かせない診査法はバイデジタルOリングテスト(以下Oリングテスト・Oリング)という手法です。
ニューヨーク医科大学非常勤教授。ニューヨーク心臓病研究所所長を歴任され、国際鍼電気治療大学学長である医師、大村恵昭博士がバイデジタルOリングテストの方法を確立されました。
「生体そのものが極めて敏感なセンサーで、毒物を近づけたり、体に合わない薬剤を手に持たせたりすると、筋の緊張は低下し、逆に有効な薬剤では緊張が良好に保たれる」という原理に基づいています。(日本バイデジタルOリングテスト医学会ホームページより引用)
指でO型のリングを作って術者が指で左右に引き、リングを閉じていられるかどうかで筋の緊張の低下や向上を判断します。
O-リングテストは 病的な部分に軽く刺激を加えると筋力が低下することを利用し、閉じたを左右に引いて指の開き具合からどこの状態に異常があるかを調べます。
また薬剤の選択、服用量、服用頻度や期間を決めたり、歯科でしたら治療に使う歯科材料、金属、レジンなど被せ物や詰め物の材質の決定に使います。
Oリングテストはこのように治療に際して選択法の1つとして用いますが、通常のレントゲンやCT検査、口腔内の診査も総合して最終的に歯科の治療方針を決定します。
Oリングテストはあくまでも医学的診断方法として行っていて占いではありません。
一時期この手法を用いて開運グッズなどを勧めることが横行し、信用性が乱されたようですが、あくまでも個人の責任範囲で物の選択などを行う以外にはやり方を学んだ国家資格保持者が行うものです。
脳歯科の治療を行うにあたり、Oリングテストの精度はとても重要です。
脳歯科セミナーの受講生はまずOリングテストの正しいやり方を学びます。
このテストを全身から歯の一部分に至るまで何度も行い、原因部位を絞っていきます。
またこれ以外にも立った時の安定性、肩、股関節、膝の柔軟性、腕、大腿部の筋力等を検査します。
こうやって書くと一般の歯科治療とはかなり異なりますね。
脳歯科の治療では口の中だけを見るのではなく、全身との繋がりを見ることがとても重要となるのです。
そのために、整体用のベッドを使います。また運動能力改善の治療時には握力計なども使用します。
口の中と身体は想像以上に関わりがあります。
身体の中で不調を感じた時、もしかしたら口腔内にその原因があるかもしれません。
なかなか改善しない不調がある方は一度ご相談ください。
眞美デンタルオフィスホームページ
カテゴリー: 全身をととのえる歯科治療〜脳歯科ブログ,脳歯科の診査
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
この土、日は日本歯科東洋医学会に参加してきました。
この学会は歯科分野で行う東洋医学的な治療の臨床的、基礎的な研究発表を行っています。
その歴史は古く、日本歯科医学会の正式学会であり、
今回の学術大会も第40回めの開催となります。
鍼灸や漢方、ツボへの通電などを行って痛みの鎮静や顎関節症治癒の加速が見られた症例も多数発表されていました。
歯科と東洋医学が親和性があるというのは意外に思われるかもしれませんが、歯科は痛みと向き合う機会が多い医学です。
歯科医師の中には東洋医学を取り入れた治療を行っている先生が全国に多くいらっしゃいます。
歯科治療は西洋医学的には削る、抜く、切ると外科的側面が多いです。
その他にも顎関節の慢性の痛みや唾液の量、繰り返す口内炎など東洋医学的にアプローチすると効果を発揮する場面はたくさんあります。
当院でも歯肉の腫れや口内炎、顎関節症に漢方薬の処方を行いますし、ご希望があれば鍼治療も行います。
漢方がとても良く効いた時は患者様の方から服薬の期間を延長してほしいとご要望を受けることもありますし、鍼で顎が楽になったと言っていただくこともあります。
人の身体は皆さん同じではありません。
その方の体調全体が熱を持っているのか冷えているのか、体力が落ちているのか緊張が続いているのか。
西洋医学ではこの病気や症状にこの薬という局所に合わせた選択をしますが、東洋医学では上に書いたような全身から見た状態で薬を選択します。
そうすることで局所に合わせた西洋医学でカバーしきれない原因を抑えていくことができ、治癒を促進させることが可能になります。
例えばストレスで胃が痛くなっている場合、胃薬だけではまた痛くなることも考えられますよね。
その時には緊張を取り除く治療も必要となるはずです。
このように原因が遠くにある場合などは東洋医学的な治療が奏効することも多いのです。
私はなるべく選択肢を多く持ち、お一人お一人に合わせた医療を行いたいと思って東洋医学を治療のメニューに入れています。
もし、あまり西洋薬は飲みたくない、東洋医学的な治療についてお知りになりたいというご希望があります方はどうぞご相談下さい。
今回の学会では私がご指導いただいている脳歯科の主宰、新神戸歯科の藤井佳朗先生のご発表もありました。
「治療は体から場の治療へ」という内容で口演されました。
やはり原因は局所だけではないという内容です。
こちらにつきましては当院のもう一つのブログ、脳歯科ブログでいずれまた詳しく書かせていただきます。
カテゴリー: スタッフブログ
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