Dr.マミの歯のブログ

平成30年度診療報酬改定

2018年3月27日 (火)

横浜市港北区日吉本町 日吉駅近くの歯医者・歯科 眞美デンタルオフィスです。

一昨日の日曜日に平成30年度診療報酬改定の講習会に行って来ました。

会場近くの桜はほぼ満開で、いよいよ新年度の到来を感じました。

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2年毎に保険点数や保険に該当する処置の見直しを厚生労働省が行い、その年の4月1日より施行になります。

内容によってはガラリと変わるものもあり、何も知らずに4月1日を迎えると混乱してしまうので、歯科医師会や保険医協会という団体をはじめ様々な主催で3月末から講習会が行われます。

この改定を見ると、国がどこに力を入れた施策を行おうとしているのかが見て取れます。

今回はかなり大幅な変更があり、特徴的な点は

・感染対策(滅菌、消毒など)

・在宅の高齢者への訪問診療

・予防医療の推進

・歯周病治療や口腔機能を通した全身の健康を維持する

といったところに重点的に予算を割かれていました。

口腔の健康が全体の医療費を抑制するという調査報告もあり、国もその認識で進んでいるのでしょう。

歯科が国民全体の健康に寄与できることが今まで以上に形として現れてきたのは嬉しい限りです。

※4月1日より保険改定に伴い窓口でのお支払金額が変わることがありますのでご留意ください。

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治療中の仮の蓋

2018年3月24日 (土)

横浜市港北区日吉本町 日吉駅近くの歯医者・歯科 眞美デンタルオフィスです。

この週末は桜も見頃になりますね。数日前には雪が降ったのに、何とも気まぐれな春のお天気です。

今日は治療中に付ける仮の蓋のお話です。

 

この仮の物(私たちは仮封、テンポラリーと呼んでいます。)は次の受診までに外れてしまって困った☹️という経験がある方もいらっしゃると思います。

これはなかなか難しい問題で、あまりにもきちっと付けると外すときに過大な力をかけなくてはいけなくて、歯に負担がかかります。

 

 

かと言って接着力が弱く過ぎるとすぐ外れてしまってご不自由をかけてしまう‥特に次の治療まで間が空く場合はこの塩梅が難しいなと悩むこともあります。

 

 

仮の蓋は小さな詰め物の型どりの後や根の治療中にするものですが、当院では白い石膏系のセメントまたは粉と液で反応して固まる樹脂を使います。

 

 

仮の蓋の目的は

・治療で露出している象牙質という歯の内部の部分の保護。

神経がある場合は水や空気などの刺激に触れて痛まないように、そして象牙質を通しての細菌感染から歯を守ります。

根の治療中はせっかく綺麗にした根の中に細菌感染が起こらないように保護します。

 

 

 

・歯の移動防止

被せものをする歯を削る時は被せものを入れるスペースを確保しなくてはいけないので隣の歯や噛み合う歯の間に隙間が空いています。

ここに何もないと周囲の歯が動いてきて被せものを入れるスペースが不足してしまう恐れがあるのでその防止のために仮の蓋で隙間を確保しているのです。

 

 

 

・歯肉の増殖を抑える

歯肉はとても強い組織で、隙間があると簡単に増殖して、歯の縁に被ってしまいます。

いざ詰め物や被せものを入れようとした時に、歯肉が邪魔をして歯と歯科材料が密着しなくなるとすぐに外れたり、二次的な虫歯が起こってしまうのでその防止です。

 

 

 

仮のものが取れても痛くない、そんなに不自由ではない、という場合でも実は静かに変化が起こっているかもしれません。

ご面倒とは思いますが、ぜひご連絡をいただければと思います🙇

 

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本日の診療につきまして

2018年3月19日 (月)

横浜市港北区日吉本町 日吉駅近くの歯医者・歯科 眞美デンタルオフィスです。

本日は院長不在です。

副院長と衛生士の予約診療は通常通り行っています。

ご迷惑をおかけしますが宜しくお願い申し上げます。

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虫歯の治療の進歩

2018年2月18日 (日)

横浜市港北区日吉本町 日吉駅近くの歯医者・歯科 眞美デンタルオフィスです。

今日はカリオロジ―(虫歯の分野)についてのセミナーに参加してきました。

 

最近は来院された方から「神経って取らない方がいいんですよね? 」「なるべく歯を削らずに治したいのですが‥」とお話になる方も多くなりました。やはり予防や保存の情報が様々なメディアから広がって来ているんですね。

 

そうなんです!

 

いくら研究が進んでも自身の歯を越える治療材料はありません。

 

それがわかっているので、初期虫歯は削らずに再石灰化(歯のカルシウムが溶け出した部分に新たなカルシウムが沈着して修復される)を起こすような処置をする。

 

虫歯が深くて神経まで到達しても薬を作用させて体が新たな歯を作って、神経が露出したところに自然の蓋ができるようにする。

 

など以前は削り取る、神経を抜くというマイナスの治療ばかりでしたが、だんだんと「再生させる」というプラスの治療が積極的に選択されるようになりました。

 

しかし、そもそもなぜそこが虫歯になったのか?という問題が残っていたらまた新たな虫歯が発生するという残念なループが断ち切れません。

 

甘いものを食べるから虫歯になる、歯を磨かないから虫歯になる、これは原因のほんの一部です。

他にもかみ合わせ、唾液の量、食生活全般などたくさんの要因が絡み合っています。

 

このせいだ!と一つに特定することは難しいのですが、なるべくその原因を減らすことような生活習慣の改善、家でのプラークコントロール、歯科医院での専門的な予防かまず先に来なくてはいけません。

 

最初の部分でも書きましたが、ご自身の歯に優るものはありません。

 

虫歯の治療が歯科医院とのお付き合いのスタートではなく、予防がお付き合いのスタートとなって欲しいと強く願います。

虫歯のない人生を送っていただくために協力しながら歯を守っていきましょう!

 

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歯の本数

2018年2月15日 (木)

横浜市港北区日吉駅近く 日吉本町の歯科・歯医者 眞美デンタルオフィスです。

初診で来院された方はまずお口の中の検査をします。

と、いうとあ~虫歯のチェックだわ~( ̄▽ ̄;)と思われる方々は多いです。

しかし他にも歯があるのかないのか、無いのならどの位置か、というのもチェックポイントです。

そして終わるとよく質問されるのは「虫歯は何本ありましたか?」ということです。

これは学校検診のイメージが強いためでしょうか?治療への恐怖?いずれにしても虫歯の数は気になるところかと思います。

ところで‥そもそも歯が生え揃うと何本あるのてもしょう?知らない方は意外に多いです。

親不知を除いて上下左右7本ずつ。7×4で28本です。乳歯は5本ずつで20本です。

日本歯科医師会では1980年代から

8020運動(80歳になった時に歯を20本以上残そう!)

という取り組みを始め、現在は50%以上の達成率となりました。平均寿命が延びていることを考えるとかなり早いペースで状況が良くなったと思われます👏

しかし8本の歯を失ってしまうことはかなり大きなダメージです。それでも目標になっていたということは、少し前の日本人の歯の状態は良くなかったんだなあと思います。

ここで注目したいのは「たくさん治療したから歯を失わなくなったのではない」ということです。

この運動の取り組みは予防の啓蒙でした。

「予防をした結果、歯を失わなくなった。」というのが真実です。

歯を残すためには予防から。

日本全体が取り組んだことの結果が示しています🇯🇵

 

 

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