Dr.マミの歯のブログ

歯周病とアルツハイマー

2018年1月8日 (月)

横浜市港北区日吉駅近くの歯医者・歯科 眞美デンタルオフィスです。

数日前、歯周病によって認知症が悪化に関する研究成果について朝日新聞に掲載されていました。

これは国立長寿医療研究センターと名古屋市立大学などの研究グループが行った研究で、イギリスの専門誌の電子版に論文として発表されたそうです。

認知症の中でも割合の高いアルツハイマー病を発症したマウスを使用した実験ですが、歯周病菌に感染させると脳の海馬の中に神経細胞を死滅させるたんぱく質が1.4倍も増加し、神経細胞を徐々に死滅させてアルツハイマーの症状を悪化させると報告されました。これにより記憶学習能力も低下したということです。

高齢化社会となり、労働人口減少と社会保障費用の不足が問題となっています。

国は年金支給の開始を遅らせたり、定年の延長などでこの問題に対応しようとしています。

日本で安定して生きていくためには健康で長く働くことが求められる時代になったということですね。

そして国民側も定年後も就労を希望する方も多いという報道もありました。

近年、健康な長寿社会を実現するために歯周病の予防や治療が役立つことが次々と解明されています。

歯科医療に携わる者として、微力ながら健康長寿社会の実現に役立ちたいと思います。

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明けましておめでとうございます

2018年1月1日 (月)

明けましておめでとうございます。

皆様お健やかに新年をお迎えになられていることと存じます。

皆様にとって2018年が益々幸せな年になりますようお祈り申し上げます。

眞美デンタルオフィス一同、更に良き歯科医院として皆様にお役にたてますよう本年も精進して参ります。

どうぞ今年も宜しくお願い申し上げます。

20171226_055551伊勢神宮のFacebookよりフリーダウンロードしました。

 

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歯ブラシのおすすめは?

2017年12月21日 (木)

横浜市港北区日吉駅近くの歯科 歯医者 眞美デンタルオフィスです。

先日書いた歯磨き粉と並んでよく質問をいただくのが歯ブラシのおすすめについてです。

これもまた患者様の状態により様々な選択肢があります。

今回は歯ブラシの選択についてお話します。

(この投稿の写真はいずれも公益財団法人 ライオン歯科衛生研究所のHPより引用しました。)

歯ブラシは大きく分けるとブラシの毛、ヘッド、ネック、ハンドルの4つの部分に分けて特性を考えます。

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ブラシの毛: 毛の硬さについては気になさっている方も多いという印象を受けています。

歯ブラシの箱の外側には硬め、普通、軟らかめ、もしくはS、M、H などの表示で示されています。

一般に硬めになるほど汚れを落とす力は大きいです。しかしあまり硬すぎると歯茎を傷つけることも起こります。

そして毛先の形です。

極細毛、ラウンドカットがあります。

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極細毛は歯周ポケットによく入り込みポケット内の汚れを落とすことができるので歯周病の方に向いています。

 

ラウンドカットは毛の断面積が大きいので汚れを落とす効率が高くなります。

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一般向けと言えます。

 

そして歯ブラシの毛束の本数も違い、毛束が多いほど汚れを落としやすくなります。

 

ヘッド: 植毛してある部分です。ヘッドが大きすぎると奥までブラシが届きにくくなります。

例外としてどうしても歯磨きが苦手な方には汚れの除去効率が良い大きなヘッドの歯ブラシをおすすめすることがあります。

 

ネック:ヘッドとハンドルを繋ぐ部分です。

ここの太さや材質の軟らかさもチェックです。

軟らか過ぎるとあまり汚れが落ちません。

また細い方が小回りがきき、汚れを落としやすいという利点があります。

 

ハンドル: 柄の部分です。太さや硬さで持ちやすさ、汚れの落とす効率が違います。

歯ブラシ一本でもチェックポイントはたくさんあって判りにくいと思います。

次回は具体的な選択基準についてお伝えする予定です。

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歯磨き粉のおすすめは?

2017年12月14日 (木)

横浜市港北区日吉駅近くの歯科 歯医者 眞美デンタルオフィスです。

「歯磨き粉のおすすめはどれですか?」という質問を初診の時によくいただきます。

意を決して歯科医院にいらしたので、一気に状態を改善したいという強い気持ちが私たちにもヒシヒシと感じられ、とてもうれしいです。

しかし、おすすめ=その方に合ったものですので、初診の一連の検査が終わった段階で今のリスクに対して最も有効な成分を含んだペーストやジェル、マウスウォッシュを提案しますのて暫くお待ち下さい(^ω^)とお答えしています。

最近は各メーカーで細かく状態に合わせた製品が開発されていて、衛生士や私たちは頻繁に成分についての知識をアップデートしています。

今日も衛生士たちは全員で口腔ケア関連のセミナーに出席しました。

顕微鏡でお口の中の細菌を間隔を空けて何回か調べてみると、歯磨きペーストの使用開始1ヶ月後に細菌の種類ががらりと変わったりすることも珍しくありません。

毎日行う歯磨きの時間に直接歯に作用するのですから、積もり積もれば歯科医院で歯に触っている時間より長いものです。

歯周ポケットの中の古い細菌の塊に深く浸透する、お口のなかを比較的自由に漂っている細菌に作用する、フッ素で歯を強化する、着色を着きにくくする、根の虫歯予防に有効、知覚過敏を抑える、歯肉からの出血を抑える等々その成分も様々です。

私たちは常にその時に合わせた成分を選んで歯磨きペーストをご提案しています。

お奨めしたペーストは毎日薬を使うような感覚で、成分の効果を期待して使ってみて下さい。

 

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口腔ケアの大切さ

2017年12月10日 (日)

横浜市港北区日吉駅近くの歯医者 眞美デンタルオフィスです。

今回は要介護の方の口腔ケアについてのお話です。

お口の中には色々な種類の多数の常在菌がいます。

この菌の種類(住み分け)は体調によって変化し、また体力が低下していると通常ならば問題にならない菌の状態でも、身体が抑えきれず感染症の原因となります。

嚥下機能が低下していると、食事で呑み込みがうまくいかず唾液(だえき)にまじって気管内に入り、誤嚥性肺炎の原因になります。これは命にも関わる大きな問題となります。

口腔ケアによって誤嚥性肺炎の発症を抑え、入院した場合でも期間の短縮に繋がるとの報告があります。

先日の報道で知りましたが、厚労省でもこの度介護施設の職員などを対象にした口腔ケアの研修の助成に億単位の予算を当てたそうです。医療費の抑制を目指す国は、健康維持に口腔ケアが有効な方法と認めた結果と思います。

そして通常通りの生活を送っている人でもお口の中の健康状態が様々に全身へ影響を与えていることも解ってきています。

健康は口から!です。

普段からお口の中の状態を健康に保ちましょう(^ω^)

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眞美デンタルオフィス

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