こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
さて、いよいよ今日はWBCイタリア戦ですね。
これまでの日本チームは快進撃を続けていて、今夜も期待せずにはいられません。
打つ守るにそれぞれが高い技術を見せてくれて、選手全員がヒーローなんじゃないかと思います。
そのオールジャパンチームのまとめ役として、今回のWBCで注目されているのがダルビッシュ選手です。
技術的なこと、トレーニングのことなどを伝えることはもちろん、普段は違うチーム、違う国でプレイしているメンバーをまとめるのにとても大きな役割を果たして下さっているようです。
ダルビッシュ選手は高校の時から有名でしたが、特にアメリカに行ってからの筋肉の付き方はまるで別人のようてす。
腕、肩、そして首とその周囲のサイズは一回りどころか3回りくらい大きくなっています。
ボールのスピードや球質を上げるために、また怪我を防ぐために徹底した食事管理やトレーニングの成果ですね。
どうしても肩や腕、首の筋肉の発達に目が行ってしまいますが、先日ネットで高校時代のダルビッシュ選手の写真を見ました。
ひょろっとして精悍な顔つき、眼力の強さは変わらないなという印象でしたが、気づいたのは顎の形が全く違うことです。
最初は顎ひげのせいでそう見えるのかな?と思いましたが、画像をいろいろ検索したところ、やっぱり顎の下のラインの角度が全く違っています。
昔は斜め下にシュッとしたラインでしたが、今はもっと角度がフラットになりガッチリとした顎になっています。
噛み合わせがしっかり噛めるようになると筋肉が発達して顔貌が変わる、姿勢が変わるというのは、私も臨床で経験しています。
しかし、ダルビッシュ選手の場合は体を変えたら顔貌が変わったのではないか?と更に考えてみました。
あくまでも私の推測ですが、
・ダルビッシュ選手はもともと首スラッとが長いので、それだけ筋肉の量も多いところに肩や腕を鍛えたのでそれに見合う筋力が、繋がっている首にもついた。
筋肉がお互い伸びたり縮んだりすることで運動が起こるので、肩や腕に対して首も同等の力がないといけません。
・顎は首と繋がっているので、首の筋肉に見合うだけの筋肉が付き、筋力の刺激が顎の骨の発達を促した。
という流れで顔が変わったのかなと想像してしまいます。
今のダルビッシュ選手のお顔を見ていると、噛む力がものすごく強そうだなぁと
思ってしまいます。
普段は口から身体への影響ばかり考えていましたが、
逆の影響も強いのだと改めて気づきました。
さて今夜は大谷選手が先発ということですが、ダルビッシュ選手も継投で登板するのでは?と言われています。
素晴らしいゲームとなることを期待せずにはいられません。
日本チームの勝利を信じて、楽しみに応援したいと思います。
カテゴリー: スタッフブログ
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
いきなりですが、
お口の中の詰めものや被せ物は身体に影響すると思いますか?
答えはYesです。
歯科医院のブログを読んでいただいている皆様ですので、歯科に関する関心や知識はかなりお持ちだと思いますので、多くの方は正解だったと思われます。
それではその影響とは
・合金の金属イオンが唾液に溶けて溶出する
・それによる金属アレルギー
・刺激と感じるような微電流が流れる
ということが思い浮かばれるのではないでしょうか?
・合金の金属イオンが唾液に溶けて溶出する
・それによる金属アレルギー
・レジンという白い詰めもので起こるアレルギー反応
合金でも貴金属の割合が低く、卑金属中心の合金は化学的に腐食しやすく原子結合が不安定なので、イオンが溶出する可能性は高くなります。
それに対して強い免疫反応が働く場合には金属アレルギーとして症状が出ます。
これはピアスやネックレスも同じことです。
私はちょうどこの間の日曜日にピアスをしたら、両耳たぶが未だにガサガサしています。
ネックレス、時計も夏場は痒くなってしまいます。
私の場合は物によっては貴金属でもだめみたいです。
お口の中の場合、触れている場所が痒くなる訳ではなく、皮膚があれるなど遠く離れた場所に症状が出ます。
・刺激と感じるような微電流が流れる
噛み合うことで異金属同士がぶつかると、微電流を生じて軽い痛みや刺激を感じることが多いです。
・レジンという白い詰めもので起こるアレルギー反応
レジンは高分子化合物で、詰める前に液状の前処理剤を1種もしくは2種塗布してから詰めます。
この中には詰めるレジンと同じ成分も含まれますが、液状であるため粘膜に触れたりすると吸収されるのが早く、アレルギー反応は短時間で現れます。
以上は色々な報告もあり、認識も広まっていることです。
では脳歯科的に注目すべきとされているお口の中の詰めものは身体に影響とは?
それは電磁波です。
電磁波は私達が普通に生活していく中でも避けては通れないものです。
電子レンジ、冷蔵庫、テレビ等の家電。
車、新幹線や飛行機など長距離移動手段。
パソコン、スマートフォンなど。
そしてWi-Fiは家でも外でも飛び交っています。
便利になればなるほど、その量は増えてきています。
高圧線の近くで居住していて身体の不調が出ることが多いというのも知られています。
なので高圧線の近くの土地の価格は低く設定されていたりします。
殆どの方はこのような環境においても自覚症状を感じる不調は出ないですし、だからこそ普及が進んでいるのでしょう。
しかし中には本当につらい症状が出て、引越や転職を余儀なくされる方もいるようです。
身体の不調を訴えて来院された方は電磁波の影響も疑い、検査をします。
人によってはオンにした携帯電話を近づけただけでふらつくこともあります。
それが口の中の詰めものや被せ物がアンテナになっていると言う場合は、調整を行い、改善したけれどまだ症状が残るような時は外して他の材質に変えたりすることもあります。
このような事例は新神戸歯科 藤井佳朗先生のYou Tubeチャンネルでも観ることができます。
https://youtu.be/pz9NMqX8Dyo
説明が長くなってしまいましたので、当院の例につきましてはまた次回にでもブログをアップしたいと思います。
もし慢性的な痛みや機能低下がある場合、その原因がお口の中にあるかもしれません。
脳歯科の治療を選択肢の1つとお考えでしたら、ぜひご相談下さい。
また一般歯科治療でも身体に最適な治療を受けたいと思われる方もご相談下さい。
脳歯科の初診は一般治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間を時間をお取りします。
ご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
眞美デンタルオフィス
https://www.mamidentaloffice.jp/braindentistry/
カテゴリー: 全身をととのえる歯科治療〜脳歯科ブログ,脳歯科でできること
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
こちらのブログでは脳歯科や東洋医学などの話題を書いています。
当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
日々の脳歯科の診療の中から様々な治療例をお話していこうかと思います。
今日は頭痛に悩まれている50代女性の患者様のお話です。
この方は毎日頭痛がひどく、鎮痛剤なしではいられないとお困りでした。
この方は以前から通院されていますが、元々食いしばりが強い方なので、歯にも関係があるのではないかと脳歯科の治療を希望されました。
お痛みは起床時に最も強く、来院された日もにも鎮痛剤を飲んでいらっしゃいましたが、午後になってまた痛みが出てきた状態で診療が始まりました。
お話を伺うと、頭痛で医科の通院はされていないそうです。
頭痛は様々な全身的な病気のサインかもしれないので、今回の治療で改善が見られなかったら医科の受診をしていただくようお願いして、今回の治療をすることとしました。
特にお痛みの箇所は右のこめかみ。
今座っていても、ズキズキと痛みを感じるそうです。
お口が開きにくいということはありません。
肩こりはあまりなく、首の付根は痛い。
ギックリ腰は3回ほど経験しているとのこと。
たまに耳鳴りがします。
手足が冷える。
膝や足に痛みはないとのことでした。
側面や前後から体を押してふらつきがあるか診査をしてみると、左から力を加えた時に大きくふらつきます。
(写真はふらつきの検査のイメージです。患者様ではありません。)
肩の柔軟性の診査では左肩が硬く、腕を挙げるときにスムーズにはうごきませんでした。
お口の中に関連があるかを調べると、下の前歯に原因がありそう。
ここでいきなり削ることはせず、切削器具をお口のそばに持っていき、回転させて風や音による振動をあたえると肩が軽く上がり、症状が改善しました。
ここではまだ実際の調整はしません。
次に股関節の柔軟性の診査です。
ベッドに仰向けに寝ていただき、左右の足を上に持ち上げると右側に痛みがありました。
そこでOリングで骨盤と仙骨の調整方向を決めてから、軽く私の手で腰を動かしますと、足の上がりが格段に良くなり、患者様も驚かれて笑いが出てしまうくらいに変化が起こりました。
ベッドから立っていただき
再びふらつきがあるかの診査を行うと、どの方向から体を押してもふらつきはなくなっていました。
ここまでが全身の調整です。
脳歯科では全身の調整後に
口の中に対象を移すという順番で治療が進みます。
こうすることによって、口の中の調整を最小限に抑えることができます。
次に歯科用治療台に座っていただき、最後の調整です。
首の付根が痛いとのことでしたので、首を動かしていただくと、顔を右に向けた時に運動制限がありました。
Oリングで歯を特定し、右上の小臼歯と、左下の前歯それぞれ一本ずつ、軽く調整を行いました。
起き上がっていただくと、首の動きも格段に良くなり、また肩の柔軟性の診査でも軽く腕が上がるようになりました。
ご本人もとても驚き、すごいすごい!と喜んでいただいたのですが、
「そういえば、肝腎の頭痛は?」
と伺うと、
「あれっ?!全然痛くない!!」
とのことで「すっかり忘れる程になっていたんですね」と大笑いでした。
この治療後一年以上経ちますが再発はなく、快適に過ごされているとのこと。
おそらく口の中の粘膜への刺激が、顔や頭の筋肉を緊張させていたのだと思います。
頭痛はとても鬱陶しいものですので開放されて格段にお顔も明るかったです。
お役に立てて良かったです😊
身体の不調、もしかしたらお口の中に原因があるかもしれない。
気になる方はご相談下さい。
脳歯科の初診は一般治療の場合とは異なり、2時間のご予約時間を時間をお取りします。
ご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
脳歯科の診療は健康保険外の自由診療となります。
眞美デンタルオフィス
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当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
脳歯科という全身との関係を重視した治療をやっているからだとは思いますが、
患者様のお話を伺っていると、本当にちょっとした不調を長年感じている方が多いです。
そして皆さんがおっしゃるのは
「まあ、普通のことは大体できるし」
「年だから多少の不調はあるわよねぇ」
「ずっとだから慣れちゃって笑」
要約するとこのような内容のいずれかです。
皆さん、決して快調ではないということですね。
つまりだるかったり、痛かったり、寝付きが悪い、動きが悪いなど、何らかの形で日常的に我慢をしているのです。
しかし、ご本人にとっては「我慢と言うにはあまりに大げさ?」
という感覚なのでしょう。
でも気持ち的にも百点満点の快晴ではない状態ではないでしょうか?
このように不調なのに我慢して家事や仕事を行っている状態を隠れ我慢というようです。
製薬会社のツムラが20代〜50代の女性1万人を調査した結果、実に79%の人が隠れ我慢をしているという結果だったそうです。
1番多かったのは疲労、だるい、億劫。
2番めはネガティブな感情を引きずる。
3番めはやらなければならないことが後回し。
ということです。
周囲に気を使う人ほど隠れ我慢の割合が高い、そして意外にも体力のあると思われる20代、30代の方が感じる疲労の種類が多かったそうです。
年齢が上がると経験的に対処が上手になるためと書いてありましたが、正に物理的な身体と心が別物という結果だなと思いました。
東洋医学では気という概念があります。
気力、気分、元気、気合
私達は日常的に気に関連した言葉を使っています。
そしてそれは何か眼で見ることはできませんが、十分にニュアンスは伝わって会話が成り立ちます。
筋肉や骨格というものだけで身体は成り立っていないのですね。
東洋医学では気はとても大切な要素です。
そして気持ちのバランスを整えるのには相談をすることも役立つそうです。
自分の不調を口に出して行くことで、様々な解決も生まれるのではないでしょうか?
我慢しない気持ちも自分を助けるためにとても大事です。
我慢は美徳という感覚が長い間、世間を支配していました。
不調を不調と言えて、支え合えるように時代が変わっていけることを願います。
脳歯科外来ではそのような不調についても調べることがあります。
通常の検査では原因がわからない慢性疲労など、もしかしたらお口の中の詰めものに起因した物理的、化学的影響による過敏症や、顎、頸部の血流などが関係しているかもしれません。
気になる方はご相談下さい。
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ご予約の際には必ず脳歯科希望の旨をお伝えいただきますようお願い申し上げます。
眞美デンタルオフィス
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カテゴリー: 全身をととのえる歯科治療〜脳歯科ブログ
こんにちは。
横浜市港北区の歯科医院 眞美デンタルオフィスです。
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当院では通常の歯科治療と共に、東洋医学や脳歯科などのホリスティックな治療を取り入れて、患者様に最適な治療を選択するようにしています。
今日は日本病巣研究会という医師、歯科医師が参加する研究会の学術雑誌からのお話です。
」
昨年の学術大会で舌、歯、全身の関係というシンポジウムが行われました。
東京歯科大学生理学講座教授 澁川義幸先生がシンポジウムの内容について概要をまとめて執筆していらっしゃいます。
私はこれを読んで脳歯科との共通点を見出し、とても感動したので雑誌本文から一部引用しつつ、今日は思うことを書かせていただきます。
ヒトの感覚の鋭さを測るのに2点弁別閾というのがあります。
離れた2箇所を同時に刺激する時に、2つの距離が近すぎると2点であることが区別できずわからなくなります。
2点だとわからなくなる距離が短いほど、そこの部位の感覚は鋭いということができます。
私達は刺激を受けると頭の中で、あ、2箇所触れられているんだ!
1箇所触れられているんだ!と認識しています。
刺激を認識した感覚が脳に伝わり、立体的に対象物を認知するのですが、食べ物などは特にそうですね。
大きい、小さい、硬い柔らかいなどを送られた信号から脳が総合判断して、形や性状に合わせた舌や顎、頬の動きの命令が出て身体が動いています。
全身の感覚情報を処理する場所は大脳皮質内にあります。
そのうちの一次体性感覚野という部分の30%を口腔感覚関連が占めている、そして同じ口腔内では、口唇の上下、舌の前方後方、頬粘膜の上方下方で特に立体情報を高度に認知していることが示されたとのことでした。
これにより、食事や構音の複雑な機能を担うことが可能になっていると考えている。とまとめていらっしゃいます。
この高度な認知をする場所と報告されている口唇、舌の前方後方、頬粘膜の上方下方という場所は、脳歯科の治療でも最も気をつける場所です。
普段からとても意識している場所が、ご紹介した生理学的研究結果と完全に一致しているので、私はとても感動してしまいました。
これらの部分は歯の表面が当たる事で刺激を受けます。
その刺激が悪い方に作用すると、脳が誤作動を起こし身体の各部に機能の低下や障害が起こります。
Oリングテストで悪い刺激を与えている部位を探して調整し、刺激を取り除くことが脳歯科の治療の中でも大切な過程です。
脳歯科の治療でOリングテストを通じて導き出されたポイントが、感覚が最も鋭いところであるのでしたら、触れている歯の調整をすることで様々な体の反応をコントロールできているということではないでしょうか?
脳歯科の治療をしていると、ごく短時間でで身体の状態が変わることがあります。
歯の表面を調整することでダイレクトに大脳皮質に伝わる情報が変わると考えれば納得できます。
何気に目を通した学術雑誌でした。
偶然普段行っている臨床で体験的に感じていたことを裏付されるような学びをいただけました。
まさに雑誌の表紙に書いてあったセレンディピティでした。
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